アミノ酸ラセマーゼのソースを表示

{{enzyme
| Name = アミノ酸ラセマーゼ
| EC_number = 5.1.1.10
| CAS_number = 9068-61-5
| IUBMB_EC_number = 5/1/1/10
| GO_code = 0047661
| image = 
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| caption = 
}}
'''アミノ酸ラセマーゼ'''(Amino-acid racemase)は、以下の[[化学反応]]を[[触媒]]する[[酵素]]である。
:L-アミノ酸<math>\rightleftharpoons</math>D-アミノ酸

即ち、この酵素の基質はL-[[アミノ酸]]、生成物はD-アミノ酸である。

この酵素は、[[イソメラーゼ]]のファミリーに属し、特にアミノ酸やその[[誘導体]]に作用する[[ラセマーゼ]]、[[エピメラーゼ]]である。系統名は、'''アミノ酸ラセマーゼ'''である。また、'''L-アミノ酸ラセマーゼ'''とも呼ばれる。[[グリシン]]、[[セリン]]、[[トレオニン]]の[[代謝]]、[[システイン代謝]]、D-[[グルタミン]]及びD-[[グルタミン酸]]の代謝、D-[[アルギニン]]及びD-[[オルニチン]]の代謝という4つの代謝経路に関与する。また、[[補因子]]として[[ピリドキサールリン酸]]を必要とする。

==構造==
2007年末までに、このクラスの5つの酵素の構造が解かれている。[[蛋白質構造データバンク]]のコード番号は、{{PDB link|2FKP}}, {{PDB link|2GGG}}, {{PDB link|2GGH}}, {{PDB link|2GGI}}, {{PDB link|2GGJ}}である。

==出典==
* {{cite journal | author = Soda K, Osumi T | date = 1969 | title = Crystalline amino acid racemase with low substrate specificity | journal = Biochem. Biophys. Res. Commun.  | volume = 35 | pages = 363&ndash;8  | pmid = 5788493 | doi = 10.1016/0006-291X(69)90507-5 | issue = 3 }}

[[Category:EC 5.1.1|あみのさんらせまあせ]]