アントワン式のソースを表示

'''アントワン式'''（アントワンしき、{{Lang-en-short|Antoine equation}}）は、[[1888年]]に提案された[[蒸気圧]]に関する[[実験式]]である。

アントワン式は蒸気圧p、[[温度]]Tとすると、
: <math>\log_{10} p = A - \frac{B}{T + C} </math>
A、B、Cは物質と蒸気圧と温度の単位に依存する[[定数]]であり、'''アントワン定数'''という。例えば、[[水]]においてはpの単位として[[mmHg]]、Tの単位として[[セルシウス度]]をとると、A = 8.02754、B = 1705.616、C = 231.405となる。

蒸気圧を表す理論的な式としては、[[クラウジウス-クラペイロンの式]]がある。しかし、この式にはいくつかの[[仮定]]があるため、実測値との一致はよくない。そのため、実際的な応用には、パラメータの少ない単純な式で、比較的広い範囲の蒸気圧を良く表せるアントワン式がよく使用される。

<!-- == 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}} -->
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書
|author = 大江修造
|title = 電子計算機による蒸気圧データ
|year = 1976
|publisher = [[データブック出版社]]
|id = 
|isbn = 
|oclc = 
|page = 
}}

== 関連項目 ==
<!-- {{Commonscat|Antoine equation}} -->
* [[蒸気圧]]

<!-- == 外部リンク == -->

{{Chem-stub}}
{{Physics-stub}}

{{デフォルトソート:あんとわんしき}}
[[Category:物理化学]]
[[Category:実験式]]
[[Category:熱力学の方程式]]
[[Category:物理学のエポニム]]