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[[Image:General structure of oximes.svg|thumb|オキシムの一般構造式]] '''オキシム''' (oxime) は分子内に >C=N−OH で表される構造を有する[[有機化合物]]。[[窒素]]に結合している[[炭素]]に、有機基と[[水素]]が結合している場合を'''アルドオキシム'''または'''アルドキシム''' (aldoxime)、有機基が2個結合している場合を'''ケトオキシム'''または'''ケトキシム''' (ketoxime) という。前者は[[アルデヒド]]、後者は[[ケトン]]に由来するオキシムにあたる。 == 性質 == オキシムには、E,Z異性体が考えられる。一般に異性化反応は速く、立体障害の小さいものがより安定である。 [[ニトロソ化合物]]はオキシムの互変異性体にあたるが、平衡はオキシムに片寄っている。 : <chem>R-CH(N=O)-R' -> R-C(=NOH)-R'</chem> == 合成 == 通常オキシムは、ケトンまたはアルデヒドと[[ヒドロキシルアミン]]との反応によって合成される。酸または塩基性条件下で行われることが多い。 : <chem>{R-C(=O)-R'} + HONH2 -> {R-C(=NOH)-R'} + H2O</chem> α位に水素を持つニトロソ化合物は、速やかにオキシムへと異性化する。すなわち、[[カルバニオン]]や[[アルケン]]を[[亜硝酸]]や[[塩化ニトロシル]] (NOCl) などでニトロソ化する反応は、同時にオキシムの合成法としても応用できる。1級[[アミン]]の酸化、[[ニトロ化合物]]の還元もオキシムの合成法となる。 : <chem>{R-CH^-R'} + HNO2 -> R-C(=NOH)-R'</chem> 亜硝酸のアルキルエステル上で、[[光反応]]によりニトロシルラジカル NO• が δ位に転位してオキシムを与える反応が知られる([[バートン反応]])。 : <chem>{ONOCH2CH2CH2CH3} + h\nu -> HOCH2CH2CH2CH=NOH</chem> == 反応 == オキシムが[[加水分解]]を受けるとケトンまたはアルデヒドとヒドロキシルアミンとなる。 [[水素化アルミニウムリチウム]]などの[[還元]]によって1級アミンを与える。 アルドオキシムは[[無水酢酸]]などを用いた[[脱水]]反応によって[[ニトリル]]に変わる。 ケトオキシムは強酸の作用で[[ベックマン転位]]を起し[[アミド]]となる。これが環状ケトンであれば[[ラクタム]]となる。 == 脚注 == * Smith, M. B.; March, J. ''March's Advanced Organic Chemistry'' 5th ed. Wiley, 2001.<!--合成、反応--> {{Commonscat|Oximes}} {{DEFAULTSORT:おきしむ}} [[Category:有機窒素化合物]] [[Category:官能基]] [[Category:オキシム|*]]
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