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{{出典の明記|date=2017年5月}} '''キャビテーション数'''(キャビテーションすう、{{lang-en-short|Cavitation number}})とは、[[流体力学]]において、[[キャビテーション]]の解析に用いられる[[無次元数]]である。主に[[ポンプ]]、水[[配管]]や[[油圧]]機器など、液体を用いる[[流体機械]]の解析で用いられる。 == 定義 == キャビテーション数''Ca'' は液体の圧力と[[蒸気圧]]の差を無次元化したもので定義され、次式で表される: :<math>Ca = \frac{p-p_\mathrm{v}}{\frac{1}{2}\rho u^2}</math> ただし * ''p'' - [[絶対圧力]] * ''p''<sub>v</sub> - [[蒸気圧]] * {{frac|1|2}}ρ''u''<sup>2</sup> - 代表圧力([[動圧]]) ** ρ - 流体の[[密度]] ** ''u'' - 流れの代表速度 である。 == 性質 == キャビテーション数が小さいほど、キャビテーションが起こりやすい。そのため、以下のことが言える。 * 流れの代表速度が速いほど、キャビテーションが起こりやすくなる。 * 一般に、温度が高いと蒸気圧は上がるため、キャビテーションが起こりやすくなる。 == 例 == 配管の流れにおいて、[[大気圧]]を''p'' 、圧力が大気圧となる場所での速度を0とする。キャビテーションが起こるならば、発生点での圧力は蒸気圧''p''<sub>v</sub> だから、その点における速度を''u'' とすると[[ベルヌーイの定理]]より、[[重力]]および[[圧力損失]]を無視して :<math>p = p_\mathrm{v} + \frac{1}{2}\rho u^2</math> が成り立つ。この式を変形し、キャビテーション数の定義を代入すると :<math>Ca = \frac{p-p_\mathrm{v}}{\frac{1}{2}\rho u^2} = 1</math> を得る。すなわち、キャビテーション発生点で''Ca'' = 1であり、''Ca'' < 1ならばこの配管系においてキャビテーションが発生することがわかる。 一般の流れの場合は、圧力損失や流路の形、代表速度のとり方などに応じて発生点でのキャビテーション数は1とは異なる値をとる。 == 関連項目 == * [[オイラー数 (物理学)]] - キャビテーション数の[[逆数]] {{流体力学の無次元数}} {{DEFAULTSORT:きやひていしよんすう}} [[Category:流体力学の無次元数]]
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