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{{出典の明記|date=2023年1月7日 (土) 14:35 (UTC)}} {{単位 |名称 = ギルバート |英字 = gilbert |記号 = Gb, Gi |度量衡 = [[メートル法]] |単位系 = [[CGS電磁単位系]]・[[ガウス単位系]] |物理量 = [[起磁力]]・[[磁位]] |組立 = [[エルステッド|Oe]] [[センチメートル|cm]] = [[ダイン|dyn]]{{sup|1/2}} |SI = およそ 10/(4π) [[アンペア|A]] |語源 = [[ウィリアム・ギルバート (物理学者)|ウィリアム・ギルバート]] }} '''ギルバート'''(gilbert)は、[[電磁単位系]]、および[[ガウス単位系]]において[[一貫性 (単位系)|一貫性]]のある[[起磁力]]・[[磁位]]の[[物理単位|単位]]である<ref name="iupap">[[#iupap|IUPAP]]</ref><ref name="Silsbee">[[#NBS-Monograph-56|Silsbee (1962)]]</ref>。この単位は[[1930年]]に[[国際電気標準会議]]で採択された。この名称は16世紀のイギリスの物理学者・[[ウィリアム・ギルバート (物理学者)|ウィリアム・ギルバート]]に由来する。 == 定義 == [[磁場|磁場の強度]] {{mvar|'''H'''}} の下で曲線 {{mvar|C}} に沿った起磁力は :<math>\mathcal{F} =\int_C \boldsymbol{H}\cdot d\boldsymbol{l}</math> で与えられるので<ref name="iupap"/><ref name="Silsbee"/>、起磁力の[[量の次元|次元]]は [磁場の強度]×[長さ] である。 したがって、磁場の強度の単位[[エルステッド]](Oe)と、長さのCGS単位[[センチメートル]](cm)から、ギルバートは一貫性のある単位として : Gb = Oe cm で定義される<ref name="iupap"/>。力のCGS単位[[ダイン]](dyn)により、エルステッドが Oe =dyn{{sup|1/2}}/cm で表されるので、ギルバートは Gb = dyn{{sup|1/2}} となる。 均一な磁場 {{mvar|H}} の下で、磁場の向きに沿って距離 {{mvar|δ}} 離れた2点間の起磁力は :<math>\mathcal{F} =H\delta</math> となる。磁場に {{math|1=''H'' = 1Oe}} を、距離に {{math|1=''δ'' = 1cm}} を代入すれば :<math>\mathcal{F} =(1\ \text{Oe})\times(1\ \text{cm}) =1\ \text{Oe}\ \text{cm} =1\ \text{Gb}</math> となり、したがって : 均一な 1Oe の磁場の下で磁場の向きに 1cm 離れた2点間の起磁力が 1Gb である。 == 単位の換算 == [[国際単位系]](SI)においては、1Oe がおよそ ({{val|1.000e3}}/4π)A/m ≈ 79.577 A/m に相当するので、1Gb はおよそ ({{val|1.000e1}}/4π)A ≈ 0.79577 A に相当する == その他の電磁気量の単位との関係 == 電磁単位系においては、起磁力は電流と同じ次元を持つ。従って、ギルバートと電流の単位ビオはともに dyn{{sup|1/2}} であり、同一の単位に異なる名称を用いているに過ぎない。同一の単位に二つの単位に異なる名称を用いているのは、単位を用いる物理量が異なるためである。起磁力と電流は同じ次元を持つが同一の量ではないため、これらを直接に比較することはできない。電流を起磁力へと関係付けるには、[[コイル]]の[[回転数|巻数]]などの幾何学的な[[無次元量]]の因子をかける必要がある。この事情は国際単位系においても同様であり、旧くは起磁力の単位として[[アンペア回数]](アンペア[[turn (角度)|ターン]]、AT)が用いられていた。 {{電磁気単位の換算}} {{physics-stub}} == 脚注 == <references/> == 参考文献 == * {{Cite book |title= Reports on Symbols, Units and Nomenclature Approved by the General Assembly |publisher= [[国際純粋・応用物理学連合|IUPAP]] SUN |year= 1935 |ref= iupap }} * {{Cite journal |title= Systems Of Electrical Units |author= Francis B. Silsbee |date= January 19, 1962 |journal= JOURNAL OF RESEARCH |volume= 66C |number= 2 |page= 137 |publisher= [[アメリカ国立標準技術研究所|National Bureau of Standards]] |url= https://nvlpubs.nist.gov/nistpubs/jres/66C/jresv66Cn2p137_A1b.pdf |format= PDF |ref= NBS-Monograph-56 }} == 関連項目 == * [[電磁気量の単位系]] - [[ガウス単位系]] * [[CGS単位系]] {{DEFAULTSORT:きるはあと}} [[Category:電磁気の単位]] [[Category:CGS単位系]] [[Category:ウィリアム・ギルバート (物理学者)]] [[Category:物理学のエポニム]]
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