コマンド記号のソースを表示

{{特殊文字}}
{{記号文字|&#8984;}}
'''&#8984;'''は'''コマンド記号'''（コマンドきごう）と呼ばれる記号である。主に[[Apple]]製ハードウェア用[[キーボード (コンピュータ)|キーボード]]の[[コマンドキー]]に刻印されている。記号の形状から'''[[プロペラ]]'''や'''[[四葉]]'''、'''[[四つ葉のクローバー|クローバー]]'''と呼ばれることもある。

== 歴史 ==
この記号は、[[北ヨーロッパ|北欧]]で400年 - 600年ごろ作られ、コマンド記号を含んだ[[石版]]などが発見されている。

この記号は1000年前のフィンランドの木製の[[スキー]]にも使用されていた。

== 現代の用途 ==
[[Image:Sweden_road_sign_H22.svg|right|thumb|スウェーデンの道路標識]]
北欧にある、[[デンマーク]]、[[アイスランド]]、[[ノルウェー]]、[[フィンランド]]、[[スウェーデン]]、[[エストニア]]では名所旧跡を表す道路標識として使用されている。

[[Image:Finlandia 5 pennia.JPG|thumb|フィンランドの5ペンニ硬貨]]
フィンランドでは5[[フィンランド・マルッカ|ペンニ]]の[[硬貨]]に使用されていた。

[[ベルギー]]の[[プロキシマス]]社のロゴに使われている。

[[Image:Apple key.jpg|thumb|right|コマンドキー]]
[[Apple]]の[[Mac (コンピュータ)|Mac]]では、[[修飾キー]]として、[[コマンドキー]]とよばれるキーが使用され、コマンド記号が刻印されている（2007年以前は、コマンド記号と並んでAppleマークも刻印されていた）。

コンピュータにおけるコマンドキーを説明する手段のため、文字コードとしては[[Mac (コンピュータ)|Mac]]の文字コードとして含まれており、ユニコードでも採用され、その後[[JIS X 0213]]にも含まれるようになった。

== 数式による表現 ==
この記号は次の方程式を満たす点 <math>(x,y)</math> の集合として表現される{{要出典|date=2020年6月}}。
:<math>
\exists t \in \mathbb Z \ \mathrm{s.t.}\ 
  \begin{cases}
    x = 3\cos(t) + 2\cos(3t) \\
    y = 3\sin(t) - 2\sin(3t)
  \end{cases}
</math>

== 符号位置 ==
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
!記号!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!名称
{{CharCode|8984|2318|1-7-92|コマンド記号<br />
PLACE OF INTEREST SIGN}}
|}

== 関連項目 ==
* [[コマンドキー]]
* [[Appleキー]]

{{DEFAULTSORT:こまんときこう}}
[[Category:約物]]
[[Category:コンピュータのキー]]
[[Category:Apple]]