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'''サージ電圧'''(さーじでんあつ、surge voltage)とは、[[電気回路]]などに瞬間的に定常状態を超えて発生する「大波[[電圧]]」のことである。 == サージ電圧の発生 == サージ電圧''Es''は定常[[電流]]''i'' を妨げる方向に発生する。 {{Indent|<math>Es = -L{di\over dt}</math>}} すなわち、短時間に大きな電流変化があるほど、また回路の[[インダクタンス]]''L''が大きいほど、サージ電圧は大きくなる。 同様に[[磁束]]''Φ<sub>B</sub>'' の変化によっても発生する。すなわち、 {{Indent|<math>Es = -{{d\Phi_B} \over dt}</math>}} 特に回路の開閉に伴い発生するものは、数A程度の小電流回路の開閉であっても、数マイクロ秒の間に数万Vを超えるほどのものにもなることがあり、その時間変化は衝撃的なものである。このため「インパルス電圧」(impulse voltage)とも呼ばれる。 [[雷]]によるものでは、短時間に大きな減衰振動電流が生じ、短時間に大きく変動する[[電磁界]]を形成するため、回路に雷電流が直接侵入しなくても、その短時間の大きな磁束変化により、近傍の回路には大きなサージ電圧が誘導される。これが典型的な「誘導雷サージ」である。 問題となるのは、電気機器などの回路の[[絶縁 (電気)|絶縁]]を破壊するレベルの高電圧とこれに伴う大電流([[サージ電流]])である。電気機器などの回路を破壊するほどではないが、その動作に不具合を生じるレベルのものは「ノイズ」として区別されている。従って、どの程度までのものを「ノイズ」とし、どの程度以上のものを「サージ」とするかについては、電気機器などによってそれぞれ異なったものとなっている。 == サージ電圧対策 == 基本となるのは、電流や磁界を急変させて、サージ電圧を発生させないこと、回路のインダクタンスを抑え、サージ電圧を抑制すること、発生するサージ電圧を速やかに抑制し、他に波及させないこと、また、回路のサージ電圧耐力(インパルスや[[静電気]]耐力)を上げ、影響を受けにくくすることであり、回路設計の段階からよく考慮する必要がある。 == 参考文献 == *「基礎電磁気学」 山口昌一郎 著 電気学会 == 関連項目 == * [[雷サージ]] * [[サージ電流]] {{DEFAULTSORT:さしてんあつ}} [[Category:放電]] [[Category:電気回路]]
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