フィリップ・スミスのソースを表示

{{Otheruses|電気技術者|トランペット奏者|フィリップ・スミス (音楽家)}}
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'''フィリップ・ヘイガー・スミス''' (Phillip Hagar Smith, [[1905年]][[4月29日]] - [[1987年]][[8月29日]]) は[[スミスチャート]]の[[発明家|発明者]]として知られる電気[[技術者]]である。 

スミスは[[タフツ大学|タフツカレッジ]] (現在のタフツ大学) で電気工学を専攻、1928年に卒業した。[[RCA]]に在籍中、[[スミスチャート]]を発明した。その後、[[ベル研究所]]に移り、同所を1970年に退職した。

==スミスチャートの発明==
<!-- en版記述がよくわからない... RCA ? Bell Lab??-->
[[ベル研究所]]に在職中の1939年、フィリップ・スミスはスミスチャートを発明した。このチャートをなぜ発明したのか尋ねられたスミスは次のように説明している。「[[計算尺]]を使えるようになって以降、数学的な関係を視覚的に表現することに興味を持った。」

スミスの提案の2年前、[[日本無線電信|日本無線電信株式会社]]の水橋東作は[[1937年|1937年（昭和12年）]]に発表した論文中第１図で、「反射係数<math>\gamma</math>の<math>Z_{01}</math>（及<math>Z_{02}</math>）に対する円線図」という正規化インピーダンスに対するスミスチャートと等価の計算図表を提案し、この「便利な図」を用いてグラフィカルにインピーダンスの計算ができることを示した<ref>水橋東作「四端子回路のインピーダンス変成と整合回路の理論」[[電子情報通信学会|電気通信学会]]雑誌、第12号、pp.1053-1058 (1937)</ref>。このため日本国内では、スミスチャートは''水橋チャート''または''水橋-スミスチャート''と呼称するのが妥当であるとの意見が存在する<ref>岡村史良「スミスチャートは日本人の独創ではないか」電気通信学会雑誌、第８号、pp.768-769 (1959)</ref><ref>伊藤健一「インピーダンスのはなし」日刊工業新聞社 、p.26 (1999) ISBN 4-526-04463-6</ref>。

== 参考文献 ==
{{reflist}}

==外部リンク==
*[http://www.sss-mag.com/smith01.html#bio Sss-mag.com フィリップ・スミスの履歴]
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:すみす ふいりつぷ}}
[[Category:アメリカ合衆国の電気技術者]]
[[Category:ベル研究所の人物]]
[[Category:アメリカ合衆国の発明家]]
[[Category:IEEEフェロー]]
[[Category:マサチューセッツ州レキシントン出身の人物]]
[[Category:1905年生]]
[[Category:1987年没]]