ボンヌ図法のソースを表示

{{出典の明記|date=2015年9月13日 (日) 04:36 (UTC)}}
[[File:Bonne-projection.jpg|350px|thumb|right|ボンヌ図法で表した地球（標準緯線は北緯45度）]]
[[File:Bonne projection defined at 40°N 0°E with Tissot's indicatrix.svg|350px|thumb|right|ボンヌ図法におけるテイソーの指示楕円（標準緯線は北緯40度）]]

'''ボンヌ図法'''（ボンヌずほう、Bonne projection）はフランスの[[地理学者]][[w:fr:Rigobert Bonne|リゴベール・ボンヌ]] ([[1727年]][[10月6日]] - [[1794年]][[9月2日]]) が用いたことでよく知られるようになった[[地図投影法]]。[[緯線]]が同心円であり[[経線]]が曲線であることから[[円錐図法#擬円錐図法|擬円錐図法]]に分類される。また、正積図法である。

緯線は等間隔の同心円であるため、中央経線（直線となる）の上での長さが正しい。北極は緯度円の中心にとられるわけではない：中央経線と同じ[[縮尺]]の[[球]]にある'''標準緯度'''<math>\varphi_1</math>において[[円錐]]が接するとして、その接円と円錐の頂点の距離 <math>\cot \varphi_1</math> が標準緯線の半径とするためである。

ボンヌはこの図法を発明したわけではない。古代の[[クラウディオス・プトレマイオス]]は[[正距円錐図法]]の経線を円弧にすることで三本の標準緯線を用いることができることを示しており、ボンヌ図法と[[ヨハネス・ヴェルナー]]による[[ヴェルナー図法]]は16世紀からこれを改善する形で発展してきたものである。

[[サンソン図法]]はボンヌ図法の標準緯度を[[赤道]]にとった特別な場合であり、標準緯度を極にとるとヴェルナー図法となる。

==関連項目==
*[[地図]]
*[[世界地図]]
*[[メルカトル図法]]
*[[モルワイデ図法]]
*[[グード図法]]
*[[サンソン図法]]

{{デフォルトソート:ほんぬすほう}}
[[category:地図の図法]]
[[Category:エポニム]]