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{{Infobox_無機化合物 |name=ヨウ化鉄(II)<br/>Iron iodide |画像= |IUPAC名=Iron(II) iodide |別名=ヨウ化第一鉄 |組成式=FeI<sub>2</sub> |式量=309.67 |形状=赤褐色ないし黒色の板状結晶(無水物) |結晶構造= |CAS登録番号=7783-86-0 |密度=5.315g |相=固体 |水への溶解度= |温度= |融点=587 |融点注= |沸点= |沸点注= |出典= }} '''ヨウ化鉄(II)'''(ヨウかてつ、[[英語|英]] '''Iron iodide''')は[[鉄]]の[[ヨウ化物]]で、[[化学式]]FeI<sub>2</sub>で表される。[[無水物]]は[[潮解性]]があり、[[水和物]]は一・二・四・六・九水和物がある。 ヨウ化鉄には二価鉄塩であるヨウ化鉄(II)と、三価鉄塩であるヨウ化鉄(III)(化学式FeI<sub>3</sub>)があるが、三価鉄塩は固体としては[[単離]]されておれず、性質もよく知られていない。これは以下の[[標準酸化還元電位]]から予測される通り自己[[酸化還元]]反応が起こりやすく不安定なためである<ref name=Cotton> FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年</ref>。 : <chem>{Fe^{3+}} + \mathit{e}^- = Fe^{2+}\ ,</chem> <math>E^\circ = 0.771 \rm{V}</math> : <chem>{I2} + 2 \mathit{e}^- = 2I^-\ ,</chem> <math>E^\circ= 0.5355 \rm{V}</math> == 製法 == 無水物は鉄と[[ヨウ素]]を加熱する方法、テトラカルボニル鉄ヨウ化物(Fe(CO)<sub>4</sub>I<sub>2</sub>)を加熱分解する方法、ヨウ化鉄の水和物を脱水する方法などがある。水和物は、水の存在下で鉄にヨウ素を作用させる方法、無水物の加水による方法がある。 == 性質 == * 無水物 - 赤褐色ないし無色の板状結晶で、結晶構造は[[六方晶系]]の[[ヨウ化カドミウム]]型構造でその[[格子定数]]はa = 4.04[[オングストローム|Å]]、c = 6.75Åである<ref name=daijiten>『化学大辞典』 共立出版、1993年</ref>。強い潮解性があり、空気中で褐色の液体となり、次第に無色の二水和物となる。乾燥した空気中では安定しており、加熱すると[[酸化鉄(III)]]となる。還元剤に対しては極めて安定しているが、微細粉末状の[[銀]]により[[還元]]され、鉄を生じる。[[エタノール]]・[[エーテル (化学)|エーテル]]・[[ジメチルアミン]]に可溶だが、[[エチルアミン]]には不溶。 * 水和物 - 二水和物は無色の結晶。四・六・九水和物は緑色の結晶で、潮解性・吸湿性がある。四水和物は90~98℃で分解。エタノール・エーテルに可溶。水溶液は無色だが、空気中では酸化により褐色になり、分解してヨウ素や[[ヨウ化水素]]を生じる。50℃以上に加熱すると黒色に変色するが、冷却すると元に戻る。 == 参考文献 == * {{Cite book|和書 |author=松岡敬一郎 |year=1992 |title=ヨウ素綜説(第二版) |publisher=霞ヶ関出版 |isbn=9784760301355 }} {{reflist}} {{ヨウ化物}} {{鉄の化合物}} {{DEFAULTSORT:ようかてつ}} [[Category:鉄の化合物]] [[Category:ヨウ化物]]
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