ヴェルナー図法のソースを表示

[[ファイル:Werner-projection.jpg|thumb|250px|right|ヴェルナー図法による世界地図.]]
'''ヴェルナー図法'''（ヴェルナーずほう）は[[投影法 (地図)|地図投影法]]の一種であり、正積な[[擬円錐図法]]である。ヴェルネル図法、スタブ-ヴェルナー図法、スタビウス-ヴェルナー図法、ワーナー図法、ヴァルトゼーミュラー図法などとも呼ばれる。

[[ヨハネス・スタビウス]]により1500年頃発案され、[[マルティン・ヴァルトゼーミュラー]]が1507年に使用、[[ヨハネス・ヴェルナー]]により1514年に紹介された。

地球の半径を1、中央経線上の縮尺を1とする場合、緯度<math>\phi</math>の緯線は、北極を中心とし北極からの離角に比例する半径<math>\pi/2-\phi</math>の同心円弧であるが、緯線の長さは地球上での実長に合わせた<math>2\pi\cos\phi</math>とし、経度はこれに比例配分させる。したがって正積である。[[ボンヌ図法]]の標準緯線を極点にとったものと一致する。[[正距方位図法]]とも似た点があり、中心となる極点から各地点への距離が正しい。

==参考文献==
*{{citation | title = Flattening the Earth: Two Thousand Years of Map Projections | first = John P | last = Snyder | year = 1993 | pages = 60–2 | ISBN = 0-226-76747-7}}.
*{{citation |author-mask= 8 | url = http://pubs.er.usgs.gov/usgspubs/pp/pp1395 | contribution = Map Projections—A Working Manual | publisher = [[United States Geological Survey]] | title = Professional Paper | number = 1395 | first = John P | last = Snyder | year = 1987 | pages = 138–0}}.

==関連項目==
*[[地図]]
*[[世界地図]]
*[[メルカトル図法]]
*[[モルワイデ図法]]
*[[グード図法]]
*[[サンソン図法]]

{{デフォルトソート:うえるなあすほう}}
[[category:地図の図法]]