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亜リン酸
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'''亜リン酸'''(あリンさん、Phosphorous acid)は、[[化学式]]がH<sub>3</sub>PO<sub>3</sub>の[[無機化合物]]である。[[リン]]の[[オキソ酸]]の一つで、他には[[リン酸]]と[[次亜リン酸]]がある。還元されたリン化合物のみ語尾が"ous"となっている。酸無水物の加水分解によって合成される。 : <chem>{P4O6} + 6 H2O -> 4 HP(O)(OH)2</chem> これはリン酸と[[五酸化二リン]]との関係に似ている。 == 互変異性 == H<sub>3</sub>PO<sub>3</sub>は、HP(O)(OH)<sub>2</sub>側に互変異性化する。この化学種の平衡はP(OH)<sub>3</sub>側が劣勢である。トリヒドロキシ型は亜リン酸、ジヒドロキシ型は[[ホスホン酸]]と呼ばれる。リン酸のいくつかはOとPとの間でのHの移動により複雑に互変異性化する。固体状態のとき、HP(O)(OH)<sub>2</sub>はP=O間が148 pm、P-O(H)間が154 pmの四面体構造をとる。 {{indent|[[Image:Phosphorous-acid-tautomerism-2D.png|260px|ホスホン酸(左)と亜リン酸(右)の間の互変異性]]}} == 性質 == [[水溶液]]中においてもHP(O)(OH)<sub>2</sub>の化学種が圧倒的に優勢であり[[二塩基酸|2価の酸]]として作用する。 : <chem>H2PHO3\ \rightleftarrows\ \ {H^+} + HPHO3^-\ ,</chem> {{pKa}}{{sub|1}} = 1.5 : <chem>HPHO3^-\ \rightleftarrows\ \ {H^+} + PHO3^{2-}\ ,</chem> {{pKa}}{{sub|2}} = 6.79 比較的強い[[還元剤]]としても働き、[[硝酸銀]]、[[塩化金(III)]]、および[[硫酸銅]]水溶液からそれぞれ金属を遊離し、酸性水溶液中の[[標準酸化還元電位]]は以下の通りである。 : <chem>H3PO4\ + {2H^+} + 2 \mathit{e}^- = H2PHO3\ + H2O\ ,</chem> <math>E^\circ = -0.276 \rm{V}</math> 亜リン酸塩は[[アルカリ金属]]および[[アンモニウム塩]]は水に可溶で還元作用が強いが、[[アルカリ土類金属]]その他の塩は水に難溶性のものが多い。 == 合成 == 工業的には、[[三塩化リン]]を水または水蒸気で[[加水分解]]して合成される。 : <chem>PCl3\ + 3 H2O -> HP(O)(OH)2\ + 3 HCl</chem> 亜リン酸カリウムは亜リン酸の前駆体である。 : <chem>K2HPO3\ + 2 HCl -> 2 KCl\ + H3PO3</chem> 慣例的に、亜リン酸カリウム水溶液は過剰な塩酸と一緒に処理される。[[アルコール]]による濃縮と[[沈殿]]によって純粋な酸を分離することができる。 == 関連項目 == * [[リン酸]] * [[ホスホン酸]] * [[次亜リン酸]] * [[ポリリン酸]] * [[ホスフィン酸]] {{水素の化合物}} {{リンの化合物}} {{Chem-stub}} {{Normdaten}} {{DEFAULTSORT:ありんさん}} [[Category:リンの化合物]] [[Category:オキソ酸]]
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