博士の愛した数式のソースを表示

{{出典の明記|date=2015-07-08}}
{{基礎情報 書籍
| title = 博士の愛した数式
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| author = [[小川洋子]]
| translator = 
| illustrator = 戸田ノブコ
| published = [[2003年]][[8月30日]]
| publisher = [[新潮社]]
| genre = [[小説]]
| country = {{JPN}}
| language = [[日本語]]
| type = [[四六判]]変型
| pages = 255
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| portal1 = 文学
}}

『'''博士の愛した数式'''』（はかせのあいしたすうしき）は、[[小川洋子]]による[[日本]]の[[小説]]。

美しい数式の世界を織り交ぜ、記憶が80分しか持続しない数学者と母子の交流を描く。第1回[[本屋大賞]]受賞作品。

== 概要 ==
交通事故による脳の損傷で記憶が80分しか持続しなくなってしまった元[[数学者]]「博士」と、彼の新しい家政婦である「私」とその息子「ルート」の心のふれあいを、美しい[[数式]]と共に描いた作品である。数学者[[ポール・エルデシュ|エルデシュ]]を描いた『放浪の天才数学者エルデシュ』<ref>{{Cite book |first=Paul |last=Hoffman |authorlink=:en:Paul Hoffman (science writer) |edition=1st |title=The man who loved only numbers : the story of Paul Erdos and the search for mathematical truth |publisher=Hyperion |year=1998 |location=New York |isbn=0-7868-6362-5 |oclc=38557306}}</ref>（原題は「数字だけを愛した男」<ref>{{Cite book|和書 |author=ポール・ホフマン |authorlink=:en:Paul Hoffman (science writer) |others=平石律子 訳 |title=放浪の天才数学者エルデシュ |publisher=草思社 |year=2000 |month=3 |isbn=978-4-794-20950-4 |oclc=676282980}}</ref>）が参考文献として挙げられており<ref>{{Cite book|和書 |author=小川洋子 |authorlink=小川洋子 |others=김난주 Kim Nan-ju（キム ナンジュ） 訳 |edition=Ch'op'an |title=博士の愛した数式(韓国本) 박사가사랑한수식 / Paksa ka saranghan susik |publisher=イレ |year=2004 |month=7 |location=Sŏul |isbn=978-8-957-09025-1 |oclc=56725579 |language=ko}}</ref>、エルデシュは「博士」のモデルと言われることもある。

初出は『[[新潮]]』2003年7月号<ref>{{Cite journal|和書|author=小川洋子 |authorlink=小川洋子 |title=博士の愛した数式 |year=2003 |month=6 |publisher=新潮社 |journal=新潮 |issue=2003年7月号 |url=https://www.shinchosha.co.jp/shincho/index200307.html |accessdate=2022-02-13}}</ref>。同年[[8月29日]]、[[新潮社]]より刊行された<ref>{{Cite book|和書|author=小川洋子 |authorlink=小川洋子 |title=博士の愛した数式 |date=2003-08-29 |publisher=新潮社 |isbn=978-4-104-01303-6 |url=https://www.shinchosha.co.jp/book/401303/ |accessdate=2022-02-13}}</ref>。装画は戸田ノブコ。第50回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書<ref>{{Cite web|和書|title=全国学校図書館協議会｜過去の課題図書｜過去の課題図書 第41回〜第50回（1995年度〜2004年度） |url=https://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/pastbook/415019952004.html |website=www.j-sla.or.jp |accessdate=2022-02-11}}</ref>。

[[2004年]][[2月1日]]、第55回[[読売文学賞]]を受賞。同年[[4月15日]]、第1回[[本屋大賞]]を受賞<ref>[http://www.hontai.or.jp/ceremony/report2004.html 2004年本屋大賞結果発表＆発表会レポート | これまでの本屋大賞 | 本屋大賞]</ref>。大賞受賞時の得点は202点。[[2005年]][[12月1日]]、[[新潮文庫]]として文庫化される（{{ISBN2|978-4-10-121523-5}}）<ref>[https://www.shinchosha.co.jp/book/121523/ 小川洋子『博士の愛した数式』（新潮文庫） |新潮社]</ref>。なお本書の新潮文庫版は発売2か月で100万部を突破。新潮文庫では史上最速を記録した<ref>{{Cite news|url=http://www.47news.jp/CN/200601/CN2006013001002601.html|title=文庫で100万部突破 小川洋子「博士の愛した数式」|newspaper=[[共同通信]]|date=2006-01-30|accessdate=2015-01-14 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150710073405/http://www.47news.jp/CN/200601/CN2006013001002601.html |archivedate=2015-07-10}}</ref>。2006年1月の映画化という販売促進策が決定的に奏功した。

[[2009年]][[2月3日]]、[[スティーヴン・スナイダー]]による英訳版『[[:en:The Housekeeper and the Professor|The Housekeeper and the Professor]]』が刊行された<ref>[http://www.goodreads.com/book/show/3181564-the-housekeeper-and-the-professor The Housekeeper and the Professor by Yōko Ogawa — Reviews, Discussion, Bookclubs, Lists]</ref>。[[2010年]][[8月1日]]、[[電子書籍]]版が新潮社より配信開始された<ref>[https://www.shinchosha.co.jp/ebook/E645941/ 小川洋子『博士の愛した数式』（電子書籍）｜新潮社]</ref>。

== あらすじ ==
[[家政婦]]紹介組合から「私」が派遣された先は、80分しか記憶が持たない元数学者「博士」の家だった。こよなく[[数学]]を愛し、他に全く興味を示さない博士に、「私」は少なからず困惑する。ある日、「私」に10歳の息子がいることを知った博士は、幼い子供が独りぼっちで母親の帰りを待っていることを居たたまれなく思い、次の日からは息子を連れてくるようにと言う。次の日連れてきた「私」の息子の頭を撫でながら、博士は彼を「ルート」と名付け、その日から3人の日々は温かさに満ちたものに変わってゆく。

== 登場人物 ==
; 博士
: 64歳。数学（[[整数論]]）専門の元大学教授。数学と子供と[[阪神タイガース]]（特に博士が事故に遭った当時、阪神の選手だった[[江夏豊]]投手、背番号は2番目に小さい[[完全数]]である28）をこよなく愛している。47歳のときに巻き込まれた交通事故により、新しい記憶が80分しか持続しないようになってしまった。大切なことを記したメモ用紙を体中につけている。書斎のクッキー缶の中に、[[野球カード]]や思い出の写真等をしまっている。人付き合いが苦手で、何を話して良いか分からなくなったとき、言葉のかわりに数字を持ち出すのが癖。特技は､文章や単語を逆さまから読むことと、一番星を見つけること。ニンジンと大根と卵かけご飯と酢豚が嫌い。
; 私
: 28歳。[[シングルマザー]]の家政婦。数学にしか興味を示さない博士に初めは困惑するが、博士の優しさやその数学への情熱に触れるうちに、博士に尊敬や親しみを抱くようになる。「私」の誕生日である2月20日（220）と、博士が大学時代に[[超越数]]論に関する論文で学長賞を獲った時に貰った腕時計の文字盤の裏の番号No.284（284）は、[[友愛数]]の関係にある。博士が投稿している数学の懸賞問題の雑誌『JOURNAL of MATHEMATICS』を、上手く発音する自信がないため、「ジャーナルオブ」と呼んでいる。
; ルート
: 10歳の小学5年生。「私」の息子。頭が「<math>\sqrt{\mbox{ }\mbox{ }\mbox{ }}</math>」のように平らだったので、博士に「[[平方根|ルート]]」と呼ばれるようになる。[[阪神タイガース]]のファンで、博士に頼んでラジオを直して貰い、一緒にラジオ観戦をする。
; 未亡人
: 72歳。博士の義姉（博士の兄の妻）。55歳のときに巻き込まれた交通事故のせいで足が悪い。

== 作中に登場する数学用語 ==
* ルート（[[平方根]]）
* [[虚数]]
* [[階乗]]
* [[友愛数]]
* [[素数]]
* [[双子素数]]
* [[完全数]]
* [[過剰数]]
* [[不足数]]
* [[三角数]]
* [[等差数列#総和|等差級数]]
* [[ルース＝アーロン・ペア]]
* [[メルセンヌ数|メルセンヌ素数]]
* [[サイクロイド|サイクロイド曲線]]
* [[ネイピア数]]
* [[オイラーの公式]]（[[オイラーの等式]]）
* [[フェルマーの最終定理]]
* [[アルティンのL-函数|アルティン予想]]（Artin's conjecture）

== 映画 ==
{{Infobox Film
| 作品名 = 博士の愛した数式
| 原題 = The Professor and His Beloved Equation
| 画像 = 
| 画像サイズ = 
| 画像解説 = 
| 監督 = [[小泉堯史]]
| 製作総指揮 = 椎名保
| 製作 = 
| 脚本 = 小泉堯史
| 出演者 = [[寺尾聰]]<br />[[深津絵里]]<br />[[齋藤隆成]]<br />[[吉岡秀隆]]
| 音楽 = [[加古隆]]
| 撮影 = [[上田正治]]、北澤弘之
| 編集 = [[阿賀英登]]
| 配給 = [[アスミック・エース]]
| 公開 = {{flagicon|JPN}} 2006年1月21日<br />{{flagicon|KOR}} 2006年11月9日
| 上映時間 = 117分
| 製作国 = {{JPN}}
| 言語 = [[日本語]]
| 制作費 = 
| 興行収入 = 12.0億円<ref>{{映連興行収入|2006}}</ref>
| 前作 = 
| 次作 = 
| 主題歌 = 永遠と真理のテーマ〜エンディング・タイトル〜
| 原案 = 放浪の天才数学者エルデシュ
| 制作会社 = 「博士の愛した数式」製作委員会
}}
2006年1月21日公開。第18回[[東京国際映画祭]]特別招待作品、[[日本芸術文化振興会|芸術文化振興基金]]助成事業作品。<ref>{{Cite web|和書|title=博士の愛した数式｜日本の映画情報を検索 日本映画情報システム |url=https://web.archive.org/web/20220214234626/https://www.japanese-cinema-db.jp/Details?id=3512 |website=www.japanese-cinema-db.jp |accessdate=2022-02-11}}</ref>

「私」の視点で描かれた原作に対し、映画では中学校の数学教師になった29歳のルート（原作に準ずれば教員生活7年目）が、クラスでの最初の授業で博士との思い出を語るというものになっている。また、原作では深く描かれなかった博士と未亡人の関係についても触れている（2人が不義の関係にあったことをうかがわせる）などの違いはあるが、原作をほぼ忠実に映画化している。

=== キャスト ===
* 博士 - [[寺尾聰]]
* 杏子（「私」） - [[深津絵里]]
* ルート - [[齋藤隆成]]
* 先生（19年後のルート） - [[吉岡秀隆]]
* 未亡人 - [[浅丘ルリ子]]
* 家政婦紹介所所長 - [[井川比佐志]]
* 少年野球の監督 - [[頭師佳孝]]
* 家政婦 - [[茅島成美]]
* 能楽師 - [[観世銕之丞 (9世)|観世銕之丞]]
* 薪能の客 - [[小川洋子]]（[[カメオ出演]]）

=== スタッフ ===
* 脚本・監督：[[小泉堯史]]
* 音楽：[[加古隆]]
* 撮影：[[上田正治]]、北澤弘之
* 録音：[[紅谷愃一]]
* 照明：山川英明
* 美術：[[酒井賢]]
* 衣装コーディネーター：[[黒澤和子]] 
* ビジュアルエフェクト：[[日本エフェクトセンター]]
* 現像：[[IMAGICA]]
* スタジオ：[[日活撮影所]]
* ロケ協力：[[小山町]]、[[上田市]]、[[真田町]]、[[立科町]]、[[坂城町]]、[[千曲市]]、[[軽井沢町]]、[[丸子町]]、[[小諸市]] ほか
* 協力：[[阪神タイガース]]、[[読売巨人軍]]、[[中日ドラゴンズ]]、[[福岡ソフトバンクホークス]]、[[日本数学会]]、[[デサント]]、[[逓信総合博物館]]、[[福岡県立美術館]] ほか
* プロデューサー：[[荒木美也子]]、桜井勉
* エグゼクティブプロデューサー：椎名保 
* 製作プロダクション・配給：[[アスミック・エース]]
* 製作：「博士の愛した数式」製作委員会（アスミック・エース、[[博報堂DYメディアパートナーズ]]、[[IMAGICA]]、[[住友商事]]、[[東急レクリエーション]]、[[新潮社]]）

=== 受賞 ===
* [[第30回日本アカデミー賞]]
** 優秀男優賞（寺尾聰）
* 第61回[[毎日映画コンクール]]
** 音楽賞（加古隆）
* 第16回[[日本映画批評家大賞]]
** 作品賞（小泉堯史）

=== ソフト化 ===
* 博士の愛した数式（DVD1枚組、2006年7月7日発売、発売元・アスミック・エース、販売元・角川映画）
** 映像特典
*** 完成披露試写舞台挨拶&記者会見
*** 日韓友好映画祭舞台挨拶
*** 初日舞台挨拶
*** 数学教室
*** 特報・劇場予告編・TVスポット集
** 音声特典
*** 視覚障がい者用音声ガイド
** 封入特典
*** ブックレット
** 初回限定特典
*** 特製アウターケース
* 【TCE Blu-ray SELECTION】博士の愛した数式 ブルーレイ スペシャル・エディション（BD1枚組、2012年9月5日発売、発売元・アスミック・エース、販売元・[[TCエンタテインメント]]）
** 映像・音声特典：「数学教室」を除いた全映像・音声特典を収録

== コミック ==
映画公開に合わせて、[[講談社]]発行の[[漫画雑誌]]『[[BE・LOVE]]』に2005年12月から全4回で連載された。作画は[[くりた陸]]。2006年2月には、講談社コミックスDXとしてまとめられ、出版されている（{{ISBN2|978-4-06-372130-0}}）。

== ラジオドラマ ==
[[毎日放送]]の開局55周年記念企画として、[[MBSラジオ]]で2006年3月19日 19:30 - 21:00に[[ラジオドラマ]]として放送された。脚色は[[倉持裕]]、出演は[[柄本明]]、[[中嶋朋子]]、[[武井証]]ほか。ラジオドラマ版では、ドラマの鍵となる[[阪神タイガース]]のエピソードも織り交ぜる。1992年9月11日の阪神対[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]戦で、直後に二塁打と判定された「代打の神様」こと[[八木裕]]選手の「幻の本塁打」のシーン（MBS制作の音源を使用）も登場する。なお、このドラマは[[TBSラジオ]]でも同年3月25日の19:00 - 20:30に放送された。また、同年6月30日、ラジオドラマCDとして新潮社から発売されている（{{ISBN2|978-4-10-830183-2}}）<ref>[https://www.shinchosha.co.jp/book/830183/ 小川洋子 柄本明 中嶋朋子 武井証『博士の愛した数式』｜新潮社]</ref>。

== 舞台 ==
=== 青年劇場公演 ===
2006年8月に[[秋田雨雀・土方与志記念青年劇場]]（青年劇場）公演として同名タイトルで舞台化作品が青年劇場スタジオ結で上演され<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.seinengekijo.co.jp/s/hakase/hakase.html |title=「博士の愛した数式」のページ |website=秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 |accessdate=2023-12-19 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20071022003636/https://www.seinengekijo.co.jp/s/hakase/hakase.html |archivedate=2007-10-22}}</ref>、巡演、2006年度の児童福祉文化賞（厚生労働大臣賞）を受賞した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.seinengekijo.co.jp/s/hakase/hakase.html |title=「博士の愛した数式」のページ |website=秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 |accessdate=2023-12-19 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101017091853/https://www.seinengekijo.co.jp/s/hakase/hakase.html |archivedate=2010-10-17}}</ref>。

2007年には文化庁の事業に採択され、全国巡演が主に[[こども劇場]]や演劇鑑賞会、実行委員会によって2010年まで行われた<ref name="enpaku-jdta">{{Cite web|和書|url=https://www.enpaku-jdta.jp/detail/00615-01-2006-02|title=博士の愛した数式｜JDTA|publisher=早稲田大学演劇博物館|accessdate=2023-12-19}}</ref>。

2013年<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.seinengekijo.co.jp/news/n12/7.html |title= たくさんのルートと出会って - 青年劇場 |website=秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 |accessdate=2023-12-19 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20231221044437/https://www.seinengekijo.co.jp/news/n12/7.html |archivedate=2023-12-21}}</ref>からは外部演出家を起用し<ref name="enpaku-jdta" />、同じように2017年にかけて巡演が行われた<ref>{{Cite web|和書|url= https://seinengekijo.co.jp/s/hakase-n/hakase-n.html |title=「博士の愛した数式」のページ |website=秋田雨雀・土方与志記念青年劇場 |accessdate=2023-12-19 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20220120135157/https://seinengekijo.co.jp/s/hakase-n/hakase-n.html |archivedate=2020-01-20}}</ref>。

==== スタッフ（青年劇場）====
;2006年 - 2010年
*脚本・演出：[[福山啓子]]
*脚本協力：篠原久美子
;2013年 - 2017年
*脚本：福山啓子
*演出：村上秀樹

=== 劇団た組公演 ===
2015年12月に劇団た組公演として、同名タイトルで舞台化作品が[[ウエストエンドスタジオ]]で上演された<ref>{{Cite web|和書|url=https://music-book.jp/video/news/news/96089|title=「博士の愛した数式」舞台化、SUPER☆GiRLS・宮崎理奈、シンガー中村千尋出演|publisher=music.jpニュース|date=2015-10-13|accessdate=2015-10-13}}</ref>。

==== キャスト（劇団た組） ====
* 博士 - [[大村波彦]]
* 私 - [[滝裕可里]]
* ルート - [[宮崎理奈]]{{smaller|（[[SUPER☆GiRLS]]）}}

==== スタッフ（劇団た組）====
* 脚本・演出：[[加藤拓也 (作家)|加藤拓也]]
* 音楽監督：[[アイキドウ|あいき堂]]
* 作中音楽：[[中村千尋]]

=== 2023年版 ===
一般財団法人松本市芸術文化振興財団の主催で、2023年2月11日から16日にかけて[[まつもと市民芸術館]] 小ホール、同年2月19日から26日にかけて[[東京芸術劇場]] シアターウエストで上演された<ref name="mpac">{{Cite web|和書|url=https://www.mpac.jp/event/38370/|title=「博士の愛した数式」｜まつもと市民芸術館|publisher=まつもと市民芸術館|accessdate=2023-12-19}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.geigeki.jp/performance/theater325/|title=「博士の愛した数式」東京芸術劇場|publisher=東京芸術劇場|accessdate=2023-12-19}}</ref>。上述の劇団た組の加藤拓也の脚本・演出である<ref name="mpac" />。

==== キャスト（2023年） ====
* 博士 - [[串田和美]]<ref name="natalie20230211">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/stage/news/512499|title=ただそこにふっと存在しているような博士に…串田和美「博士の愛した数式」松本で開幕|publisher=ステージナタリー|date=2023-02-11|accessdate=2023-12-19}}</ref>
* 私 - [[安藤聖]]<ref name="natalie20230211" />
* ルート - [[井上小百合]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.walkerplus.com/article/1121413/|title=井上小百合が舞台『博士の愛した数式』に出演！「ここぞというときには必ずカツ丼を食べています」|publisher=Walkerplus|date=2023-02-02|accessdate=2023-12-19}}</ref>

==== スタッフ（2023年）====
* 脚本・演出：加藤拓也（劇団た組）
* 音楽・演奏：谷川正憲（[[UNCHAIN]]）

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 出典 ===
{{Reflist|30em}}

== 外部リンク ==
* {{Wayback |url=http://hakase-movie.com/ |title=映画「博士の愛した数式」公式サイト |date=20060529224032}}
* {{Allcinema title|323420|博士の愛した数式}}
* {{Kinejun title|37598|博士の愛した数式}}
* {{IMDb title|0498505|博士の愛した数式}}

{{本屋大賞受賞作}}
{{日本映画批評家大賞作品賞}}
{{DEFAULTSORT:はかせのあいしたすうしき}}

[[Category:小川洋子の小説]]
[[Category:2003年の小説]]
[[Category:新潮掲載の小説]]
[[Category:本屋大賞]]
[[Category:数学を題材とした小説]]
[[Category:健忘を題材とした小説]]
[[Category:家政婦を題材とした作品]]
[[Category:阪神タイガース関連作品]]
[[Category:漫画作品 は|かせのあいしたすうしき]]
[[Category:2005年の漫画]]
[[Category:BE・LOVE]]
[[Category:数学を題材とした漫画作品]]
[[Category:健忘を題材とした漫画作品]]
[[Category:2006年の映画]]
[[Category:数学を題材とした映画作品]]
[[Category:記憶障害を題材とした映画作品]]
[[Category:アスミック・エース製作の映画]]
[[Category:東急レクリエーションの映画作品]]
[[Category:日本の小説を原作とする映画]]
[[Category:上田市で製作された映画作品]]
[[Category:小泉堯史の監督映画]]
[[Category:加古隆の作曲映画]]
[[Category:日本の舞台作品]]
[[Category:2015年の舞台作品]]
[[Category:日本の小説を原作とする舞台作品]]
[[Category:数学を題材とした作品]]
[[Category:学者を主人公とした作品]]