回転速度のソースを表示

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{{出典の明記|date=2011年8月}}
{{物理量
|名称=回転速度
|英語=rotational speed
|画像=[[ファイル:Induction-motor-3a-partial-180px.gif|thumb|180px|かご形三相誘導電動機]]
|記号=''n''
|次元=''[[時間|T]]'' {{sup-|1}}
|度量衡= [[法定計量単位]]
|階=
|SI=[[毎秒]]([s<sup>−1</sup>])
|CGS=
}}
{{古典力学}}
'''回転速度'''（かいてんそくど、{{lang-en-short|rotational speed}}）は、'''回転数'''（かいてんすう、{{en|rotational frequency}}）ともいい、[[単位時間]]当たりに[[物体]]が[[回転]]する[[速さ]]（回数）のことである。

== 量および計量単位の位置づけ ==
回転速度は組立単位の一つであるが、国際単位系(SI)と計量法とでは位置づけが異なる。
=== 国際単位系 ===
回転速度とその計量単位は、[[国際単位系国際文書]]では例示も含めて、言及されていないが、その[[組立単位]]の考え方から、計量単位は、毎秒(s<sup>&minus;1</sup>)である。[[SI併用単位]]を使った、毎分、毎時も[[非SI単位]]であるが用いることができる。

=== 計量法 ===
計量法では、「回転速度」は72個の[[法定計量単位#物象の状態の量|物象の状態の量]]の一つとなっている。そして、その計量単位は、毎秒(s<sup>&minus;1</sup>)、毎分(min<sup>&minus;1</sup>)、毎時(h<sup>&minus;1</sup>)（以上は計量法別表第1）、回毎分、回毎時（以上は計量法別表第3）が定められている。ただしこれらの5つの単位には[[SI接頭語]]を付することができない（[[SI接頭語#法定計量単位のうちSI接頭語を付けることができない単位]]）。

回転速度の次の2つの単位については2種類の[[単位記号]]が計量法で規定されている（計量単位規則 別表第二）。
* 回毎分：r/min 又は[[rpm (単位)|'''rpm''']]
* 回毎時：r/h 又は rph 

== 角速度との関係 ==
回転速度に {{math|2&pi;}} [[ラジアン]]をかけると、[[角速度]]の大きさになる。回転速度を {{math|''n'' [s<sup>&minus;1</sup>]}}、角速度の大きさを {{math|''&omega;'' [rad/s]}} とすれば、回転速度と角速度の関係は以下のように表すことができる。

:<math>\omega = 2\pi n </math>

例えば、物体が 1 秒間に {{val|360|u=deg}} の割合で回転するならば、その回転速度は 1 s<sup>&minus;1</sup> つまり 60 rpm であり、角速度の大きさは {{math|2&pi;}} rad/s となる。

== その他 ==
* [[機械]]の[[軸 (機械要素)|軸]]などの回転速度を[[計測]]する[[機器]]を[[回転計]]といい、[[タコメーター]]と[[回数計]]がある。

* 回転速度は一見、[[周波数]]（[[振動数]]）に似ており単位の次元も同じであるが、別の量である。

== 関連項目 ==
* [[回転運動]]
* [[周波数]]（[[振動数]]）
* [[角速度]]
* [[トルク]]
* [[ケイデンス]]
* [[同期速度]]

{{Tech-stub}}
{{Sci-stub}}

{{DEFAULTSORT:かいてんそくと}}
[[Category:回転|そくと]]
[[Category:速度]]