塩基性炭酸銅のソースを表示
←
塩基性炭酸銅
ナビゲーションに移動
検索に移動
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
この操作は、次のグループに属する利用者のみが実行できます:
登録利用者
。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
{{Infobox_無機化合物 |name=塩基性炭酸銅 |画像=[[画像:Basic copper(II) carbonate.jpg|140px|塩基性炭酸銅]] |IUPAC名=炭酸二水酸化二銅(II) |別名=塩基性炭酸銅、ヒドロキシ炭酸銅(II)、孔雀石、マラカイト、炭酸銅(塩基性) |組成式={{chem|CuCO|3|・Cu(OH)|2}} |式量=221.11 |形状=緑色結晶 |結晶構造=[[単斜晶系]] |CAS登録番号=[12069-69-1] |密度=4 |相=固体 |水への溶解度= |温度= |融点=220 |融点注=(分解) |沸点= |沸点注= |出典= }} {{Infobox_無機化合物 |name=塩基性炭酸銅 |画像= |IUPAC名=ビス(炭酸)二水酸化三銅(II) |別名=二炭酸二水酸化三銅(II)、塩基性炭酸銅、ヒドロキシ炭酸銅(II)、アズライト、炭酸銅(塩基性) |組成式={{chem|2CuCO|3|・Cu(OH)|2}} |式量=344.67 |形状=青色結晶 |結晶構造=[[単斜晶系]] |CAS登録番号=[12070-39-2] |密度=4 |相=固体 |水への溶解度= |温度= |融点=220 |融点注=(分解) |沸点= |沸点注= |出典= }} {{Infobox_無機化合物 |name=塩基性炭酸銅 |画像= |IUPAC名=炭酸二水酸化二銅(II)一水和物 |別名=塩基性炭酸銅(II)一水和物、炭酸水酸化銅(II)一水和物、水酸化炭酸銅 |組成式={{chem|CuCO|3|・Cu(OH)|2|・H|2|O}} |式量=239.13 |形状=淡緑色結晶または粉末 |結晶構造= |CAS登録番号= |密度= |相= |水への溶解度= |温度= |融点= |融点注=(分解) |沸点= |沸点注= |出典= }} '''塩基性炭酸銅'''({{lang-en-short|basic copper(II) carbonate}})は[[炭酸銅(II)]]の[[塩基性塩]]の総称である。銅の錆である[[緑青]]の主成分の一つであり、身近な塩基性塩の一つである。単に炭酸銅という時には[[正塩]] {{chem|CuCO|3}} ではなく、塩基性塩を指すことが多い<ref name="rikagakujiten">炭酸銅、『理化学辞典』、第5版、岩波書店</ref>。 塩基性炭酸銅は、2価の銅イオン {{chem|Cu|2+}} と[[炭酸イオン]] {{chem|CO|3||2−}} と[[水酸化物イオン]] {{chem|OH|−}} から成る無機銅塩である。炭酸イオンと水酸化物イオンの含有比が異なるものがいくつか知られている。よく知られているのは、炭酸二水酸化二銅(II) {{chem|Cu|2|(OH)|2|CO|3}} と ビス(炭酸)二水酸化三銅(II) {{chem|Cu|3|(OH)|2|(CO|3|)|2}} である。それぞれ、自然には[[孔雀石]](マラカイト、[[CAS登録番号]] [1319-53-5])と[[藍銅鉱]](アズライト、CAS登録番号 [1319-45-5])として産する。炭酸二水酸化二銅(II)の[[化学式]]を {{chem|Cu|2|(OH)|2|CO|3}} の代わりに {{chem|CuCO|3|・Cu(OH)|2}} と書き、ビス(炭酸)二水酸化三銅(II) の化学式を {{chem|Cu|3|(OH)|2|(CO|3|)|2}} の代わりに {{chem|2CuCO|3|・Cu(OH)|2}} と書くことも多い。試験研究用として市販されているものには、 {{chem|Cu|2|(OH)|2|CO|3|・H|2|O}} に近い組成を持つものもある<ref>[https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001204305560960 後飯塚由香里 「クジャク石を使った定比例の法則:プルーストの実験の再現(ビギナーのための実験マニュアル,実験の広場)」 化学と教育 63(1), 26-27, 2015-01-20]</ref><ref name="showa">昭和化学株式会社 [http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/03406350.pdf 「化学物質等安全データシート 塩基性炭酸銅」] </ref>。 無機銅塩類であるので、{{要出典範囲|[[毒物及び劇物取締法]]では[[劇物]]に指定されている。|date=2023年8月}}直接触らない、吸入・経口を避けるよう注意が喚起されている。純粋な冷水にはほとんど溶けないが、[[水素イオン指数|pH]]が低くなると溶解度が増して、水中に銅イオン {{chem|Cu|2+}} を放出する。そのため、[[硫酸銅(II)]]ほどではないが、水生生物に対しては毒性が強い。[[国連番号]]はUN3288で輸送上は[[毒物]]に区分されている<ref name="showa" />。 湿った条件下で[[酸素]]、[[二酸化炭素]]および水分が金属[[銅]]または銅[[合金]]と反応すると、金属表面上に生成する。 : <chem>2{Cu} + {O2} + {CO2} + H2O -> CuCO3{\cdot}Cu(OH)2</chem> 銅イオン {{chem|Cu|2+}} を含む水溶液に、炭酸アルカリの水溶液を常温で加えると、青緑色の沈殿として得られる<ref>{{Cite book|和書|author=奥野久輝|title=実験化学講座 9.無機化合物の合成と精製|others=[[日本化学会]] 編|pages=392|year=1958|publisher=丸善|NCID=BN02105082}}</ref>。 : <chem>2{CuSO4} + 2{Na2CO3} + H2O -> {CuCO3{\cdot}Cu(OH)2} + {CO2} + 2Na2SO4</chem> [[熱分解]]により、[[酸化銅(II)]]を生じる<ref>{{Cite book|和書|author1=清山哲郎|author2=山添昇|title=新実験化学講座 8.無機化合物の合成[Ⅰ]|others=[[日本化学会]] 編|pages=305|year=1976|publisher=丸善|NCID=BN00705318}}</ref>。 : <chem>CuCO3{\cdot}Cu(OH)2 -> 2{CuO} + {CO2} + H2O</chem> == 脚注 == {{Reflist}} == 関連項目 == * [[炭酸銅(II)]] * [[緑青]] * [[孔雀石]] * [[藍銅鉱]] {{DEFAULTSORT: えんきせいたんさんとう}} [[Category:銅(II)の化合物]] [[Category:炭酸塩]] {{Chem-stub}}
このページで使用されているテンプレート:
テンプレート:Chem
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Chem-stub
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Cite book
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Infobox 無機化合物
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Lang-en-short
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Reflist
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:要出典範囲
(
ソースを閲覧
)
塩基性炭酸銅
に戻る。
ナビゲーション メニュー
個人用ツール
ログイン
名前空間
ページ
議論
日本語
表示
閲覧
ソースを閲覧
履歴表示
その他
検索
案内
メインページ
最近の更新
おまかせ表示
MediaWiki についてのヘルプ
特別ページ
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
ページ情報