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持ち上げ凝結高度
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'''持ち上げ凝結高度'''(もちあげぎょうけつこうど, lifted condensation level, LCL)とは、水蒸気を含む[[空気塊]]を上昇させたときに、[[過飽和]]になって[[水蒸気]]の[[凝結]]が始まり[[雲]]ができ始める[[高度]]を示す、[[大気熱力学]]の用語。 一般的には、上昇させたことによる[[断熱膨張]]に伴う[[冷却]]により、水蒸気が保存されている空気塊の[[気温]]と[[湿度]]が低下し、やがて[[相対湿度]]が100%、つまり空気塊中の水蒸気が[[飽和]]に達したときを指す。厳密には、飽和に達した時点では凝結が始まらず、過飽和になって過飽和度0.5%(相対湿度100.5%)程度になって始まるので、LCLはこの高度となる。 Henningの公式により、持ち上げ凝結高度h<sub>LCL</sub> [[メートル|m]]は次式で表される。 :<math> h_{LCL} = \frac{T - T_d}{\Gamma_d - \Gamma_{dew}} = 125 (T - T_d) </math> :T:気温(乾球温度)、Td:[[露点温度]]、Γd:[[気温減率#乾燥断熱減率|乾燥断熱減率]]、Γdew:[[露点温度]]減率 T-Tdは[[湿数]]であり、これを125倍するとLCLが地上何mであるかを求められる。正確な高度はこの式とずれがあるため、正確な値は高度ごとに細かく気温と露点温度を観測していくことが必要になる。 LCLに対して、自身の浮力により最初から空気塊が上昇して凝結に達する高度を[[対流凝結高度]](CCL)という。 == 出典 == * Bohren, C.F., and B. Albrecht, ''Atmospheric Thermodynamics'', Oxford University Press, 1998. ISBN 0-19-509904-4 * M K Yau and R.R. Rogers, ''Short Course in Cloud Physics, Third Edition'', published by Butterworth-Heinemann, January 1, 1989, 304 pages. EAN 9780750632157 ISBN 0-7506-3215-1 * [http://www.es.ris.ac.jp/~nakagawa/term_collection/yogoshu/ll/mo.htm 持ち上げ凝結高度] 中川用語集。 {{DEFAULTSORT:もちあけきようけつこうと}} [[Category:気象学]] [[Category:大気熱力学]]
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