正軸体のソースを表示
←
正軸体
ナビゲーションに移動
検索に移動
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
この操作は、次のグループに属する利用者のみが実行できます:
登録利用者
。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
[[ファイル:Square diamond (shape).svg|thumb|2次元正軸体(正方形)]] [[ファイル:Octahedron.svg|thumb|3次元正軸体(正八面体)]] [[ファイル:Cell16-4dpolytope.svg|thumb|4次元正軸体(正十六胞体)の[[投影図]]]] {{出典の明記|date=2019年1月}} '''正軸体'''(せいじくたい、cross-polytope)は、[[2次元]]の[[正方形]]、[[3次元]]の[[正八面体]]、[[4次元]]の[[正十六胞体]]を各次元に一般化した[[正多胞体]]。 なお、定義によっては形式的に0次元正軸体は[[点 (数学)|点]]、1次元正軸体は[[線分]]となるが、正軸体一般の性質の一部が成り立たないため、0次元・1次元に正軸体は存在しないとすることが多い。 '''<math>\beta</math>体'''(ベータたい)ともいい、''n'' 次元正軸体を <math>\beta_n</math> と書く。 [[正単体]]、[[超立方体]](正測体)と並んで、5次元以上での3種類の正多胞体の1つである。 ==作図== 正軸体を作図するには、座標 <math>(\pm1,0,0,\cdots,0)</math> の[[巡回]] {{Indent|<math>(\pm1,0,0,\cdots,0), (0,\pm1,0,\cdots,0), \cdots , (0,0,\cdots,0,\pm1)</math>}} を[[頂点]]とし、最も近い([[距離]] <math>\sqrt{2}</math> の)2点ずつを[[辺]]で結ぶ。最も近い3点ずつが面を構成し、''m'' + 1 (0 ≤ m ≤ ''n'' - 1) 点ずつが ''m'' 次元面を構成する。 なおこの作図は、超立方体 {{Indent|<math>(\pm 1, \pm 1, \cdots, \pm 1) </math>}} の双対の作図と等価である。 またこうして作図された正軸体は、''n'' 次元[[ユークリッド空間]]を <math>\mathbb R^n </math> で表して {{Indent|<math>\{x\in\mathbb R^n : \|x\|_1 \le 1\}</math>}} でも定義できる。 ==性質== 特にことわらない限り、辺の長さが ''a'' の ''n'' (≥ 2) 次元正軸体について述べる。 超体積は {{Indent|<math> \frac{ \sqrt{2}^n }{ n! } a^n</math>}} 超表面積は {{Indent|<math>\frac{ 2^n \sqrt{n} }{ (n-1)! \sqrt{ 2^{n-1} } } a^{n-1}</math>}} である。 [[面 (幾何学)#ファセット|ファセット]](''n'' - 1 次元面)は ''n'' - 1 次元[[正単体]]である。したがって一般に、 ''m'' (0 ≤ m ≤ ''n'' - 1) 次元面は ''m'' 次元正単体である。例えば正十六胞体(4次元正軸体)の面(2次元面)は正三角形(2次元正単体)、胞(3次元面)は正四面体(3次元正単体)である。また ''m'' 次元面の超体積は、正単体の超体積の公式より、 {{Indent|<math>\frac{ \sqrt{m+1} }{ m! \sqrt{ 2^m } } a^m</math>}} である。 [[対角線]]の長さは、作図法より <!-- 辺の長さa=√2、対角線が2なので --> {{Indent|<math>\sqrt{2} a \,</math>}} で、全て[[直交]]する。 ''m'' (0 ≤ ''m'' ≤ ''n'' - 1) 次元面の個数は {{Indent|<math>2^{m+1} {}_{n}\operatorname{C}_{m+1}</math>}} である。これは{{仮リンク|パスカルのピラミッド|en|Pascal's pyramid}}の第 ''n'' + 1 段の三角形の第 ''m'' + 2 段の数字の総和に等しい。反対側のファセットの中心同士を結ぶ線に沿って見た場合、次元面たちは数字通りのグループに分割される。これは、<math>3^n = (1+2)^n</math> を二項展開し、<math>3^n = (1+1+1)^n</math> を三項展開することで示すことができる。特に、頂点(0次元面)は <math>2n</math> 個、ファセットは <math>2^n</math> 個である。<math>{}_{n}\operatorname{C}_{m+1}</math> は[[パスカルの三角形]]の第 ''n'' + 1 段の ''m'' + 2 番目の数字であり、''n'' - 1 次元[[単体 (数学)|単体]]の ''m'' 次元面の個数である。 ''m'' (0 ≤ m ≤ ''n'' - 2) 次元面の形状は ''n'' - ''m'' - 1 次元正軸体であり、そこに集まる''l'' (''m'' + 1 ≤ l ≤ ''n'' - 1) 次元面の個数は {{Indent|<math>2^{l-m} {}_{n - m - 1}\operatorname{C}_{l - m}</math>}} である。これはパスカルのピラミッドの第 ''n'' - ''m'' 段の三角形の第 ''l'' - ''m'' + 1 段の数字の総和に等しく、 ''n'' - ''m'' - 1 次元正軸体の ''l'' - ''m'' - 1 次元面の個数である。 双対は超立方体(正測体)である。 {{次元}} {{DEFAULTSORT:せいしくたい}} [[Category:正多胞体]] [[Category:数学に関する記事]]
このページで使用されているテンプレート:
テンプレート:Indent
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:仮リンク
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:出典の明記
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:次元
(
ソースを閲覧
)
正軸体
に戻る。
ナビゲーション メニュー
個人用ツール
ログイン
名前空間
ページ
議論
日本語
表示
閲覧
ソースを閲覧
履歴表示
その他
検索
案内
メインページ
最近の更新
おまかせ表示
MediaWiki についてのヘルプ
特別ページ
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
ページ情報