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{{出典の明記|date=2011年8月}} '''波形'''(はけい、[[英語]]:waveform)とは、[[波動]]の伝わり方を示す'''[[図]]'''<ref name="kojien5">広辞苑 第5版</ref>、あるいは一定点(ある定まった場所)において測定される何らかの[[物理量]]の時間的な変化を表現した図<ref name="kojien5" />、あるいは一定時刻(=ある一瞬)の物理量の空間的な変化(=位置による変化)を[[グラフ (関数)|グラフ]]で示したもののこと<ref name="kojien5" />。 ここでは解りやすい基本的な波形(合成波や数学的に示しやすい物)を例示してあるが、実際に計測した波形はランダム(複雑)な波形で[[ノイズ]]が混ざった状態であり、機械的([[出前機]]などの制振)、電気的([[フィルタ回路|フィルター回路]])や数学的([[微分]]や[[フーリエ変換]]など)にノイズ成分を除去し、目的の波形や周波数を取出している。また、例示していない[[過渡現象|過度現象]]の曲線や瞬間的なスパイク状の曲線の波形もあり、ノイズ除去で消えずに別の波形の形で算出され、実際の波形と異なる(虚像)可能性があるため、計測する環境と装置の整合性や、多種多様の数学的処理の知識が必要である。 [[File:Waveforms.png|thumb|教科書などでしばしば挙げられる、代表的な波形。(上から)[[正弦波]], [[矩形波]], [[三角波 (波形)|三角波]], [[のこぎり波]] の波形]] ==概説== 波形とは、何らかの物理量の変化を、時間または距離を[[横軸]]としてグラフ表示したものである。 音や電波などの例でも分かるように、一般に波動の波形は人間の眼では見えない(そのままでは視覚で感じられない)場合が多い。だが、[[オシロスコープ]]という機器を用いると、時間を横軸にとった波形を[[ブラウン管]]や[[液晶ディスプレイ]]に表示させることができる。 上述のごとく、人間は多くの場合、波形を視覚的に感じ取っているわけではないが、[[音]]の場合は波形が異なると(多くの場合)<u>[[音色]]</u>が異なっている、とは感じている。 [[ファイル:Switch bounce.JPG|サムネイル|複雑な波形の一例]] == 波形の数式の解説 == 下記の数式は波高値が1になり、周波数 f(Hz)を用いる場合は数式の t を 2<math>\pi</math>ft に置き換えれば良い。 {| class="wikitable" |+波形の数式一覧 !波形 |数式 |フーリエ級数 |補足 |備考 |- ![[正弦波]] |sin(''t'') |<math>x(t) = \sum_{k=1}^{1} \frac {\sin (kt)}{k}</math> |基本波のみ |時間経過にしたがって振幅が[[三角関数]]の正弦関数に対応した変化を示すもの。 |- ![[矩形波]] |saw(''x'') − saw(''x'' − duty) |<math>x(t) = \frac {4}{\pi}\sum_{k=1}^{\infin} \frac {\sin \{\bigl(2k-1) t\}}{2k-1}</math> |基本波に奇数倍分の一の奇数倍波を合成した合成波 |この波形はデジタル情報の表現方法として一般に使われている。 |- ![[三角波 (波形)|三角波]] |(''t'' − 2 floor((''t'' + 1)/2)) (−1)<sup>floor((''t'' + 1)/2)</sup> |<math>x(t) = \frac {8}{\pi^2} \sum_{k=1}^\infty \frac{ (-1)^{k-1}}{(2k-1)^2} sin((2k-1)t)</math> |正の基本波に負と正の奇数倍の2乗分の一の奇数倍波を交互に合成した合成波 |矩形波を積分した波形である。 |- ![[のこぎり波]] |2(''t'' − floor(''t'')) − 1 |<math>x(t) = \frac {2}{\pi}\sum_{k=1}^{\infin} \frac {\sin (kt)}{k}</math> |基本波に整数倍分の一をした整数倍波を合成した合成波 |[[のこぎり]]の歯のような形状をした波形。[[ブラウン管]]に表示をするために[[電子線]]を時系列で偏向させる基本的な波形である。 |- ![[台形波]] | | | |矩形波とのこぎり波の合成波である。 |- ![[水面波]] | | | |液体を媒質とする波に特徴的な波形である。 |} ===合成波と呼ばれる波形とフーリエ変換=== 他の波形は「合成波」と呼ばれることが多い。合成波は複数の正弦波を合成することによって表現できる(理論的には、あらゆる波形が(複数~多数の)正弦波の合成で表現できるとされている)。[[フーリエ変換]]は、ひずんだ波形を合成波として、その成分である正弦波群を明らかにすることができる。これを使って、[[アナログ-デジタル変換回路]]で波形を[[標本化|サンプリング]]し、[[離散フーリエ変換]]を施すことによって、入力波形を構成している正弦波成分を抽出することができる。 == 出典 == <references /> == 関連項目 == * [[WAV]] {{DEFAULTSORT:はけい}} [[Category:振動と波動]]
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