海面更正のソースを表示

{{出典の明記|date=2013年1月8日 (火) 06:30 (UTC)}}
'''海面更正'''（かいめんこうせい）とは、[[気圧]]の実測値を海抜 0 m での値に換算すること。

== 概要 ==
気圧はその上方にある大気の量に比例するため、高所ほど低くなる。したがって[[高度]]の高い場所と高度の低い場所とで観測される気圧が異なる。そのため、高度の異なる地点での気圧を比較するには、[[平均海水面]]の高さ（海抜 0 m）で測定したと仮定した時の値を計算する必要がある。この、[[海抜]] 0 m における気圧に直された気圧を'''海面更正気圧'''または'''海面気圧'''という。[[地上天気図]]を作成する際には海面更正気圧を記入している。

== 海面更正気圧の計算 ==
{{節stub}}
海面更正気圧''p''<Sub>0</sub> は次式で求められる<ref>[http://www.es.ris.ac.jp/~nakagawa/met_cal/sea_press.html 海面更正気圧の計算]</ref>。
:<math>p_0=p\left(1-\dfrac{0.0065z}{t+0.0065z+273.15}\right)^{-5.257}</math>
ここで、''p'' は測定気圧、''t'' は測定気温（℃）、''z'' は標高（m）で、定数 0.0065 K/m は[[気温減率]]である。

== 外部リンク ==
{{reflist}}

{{DEFAULTSORT:かいめんこうせい}}
[[Category:大気熱力学]]
[[Category:気象学]]
{{Climate-stub}}