矜羯羅のソースを表示

{{出典の明記|date=2022年12月8日 (木) 07:17 (UTC)}}
'''矜羯羅'''（こんがら）は、[[仏教用語一覧|仏教語]]の一つ。また、[[華厳経]]では[[数詞]]としても使われている。

== 概要 ==
「矜羯羅」は、[[サンスクリット]]での疑問詞の「矜」と、「作為」の意味である「羯羅」を合わせたもので、「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味になる。

=== 数の名として ===
華厳経（八十華厳）の巻第45、阿僧祇品第30に、「……[[倶胝]]倶胝。為一[[阿ゆ多|阿庾多]]。阿庾多阿庾多。為一[[那由他]]。那由他那由他。為一[[頻波羅]]。頻波羅頻波羅。為一矜羯羅。……」とある。倶胝（くてい）は10<sup>7</sup>であり、その後の記述は「倶胝×倶胝を1阿庾多（あゆた）という」という意味であるので、一矜羯羅は<math>10^{7 \times 2^{4}}</math>すなわち10<sup>112</sup>のこととなる。四十華厳でも同じ大きさを表している。

[[クッキークリッカー]]の日本語バージョンにおける独自の方式の命数法にも採用されている。

囲碁の合法な局面の総数は「約1.53矜羯羅」程度。

== 関連項目 ==
*[[単位一覧]]
*[[矜羯羅童子]]

== 外部リンク ==
*[http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/largenumber.html 無量大数の彼方へ]

{{八十華厳における命数}}
{{Buddhism-stub}}
{{Num-stub}}
{{DEFAULTSORT:こんから}}
[[Category:数の単位]]
[[Category:巨大数]]