解析集合のソースを表示
←
解析集合
ナビゲーションに移動
検索に移動
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
この操作は、次のグループに属する利用者のみが実行できます:
登録利用者
。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
{{簡易区別|[[解析的階層]]に属する集合を示す言葉「解析的な集合(Analytical set)」}} [[記述集合論]]において、[[ポーランド空間]] <math>X</math> の部分集合が '''解析集合'''(Analytic set) であるとは、それがあるポーランド空間の連続像であることをいう。この概念を最初に定義したのはルジンとその指導下にあったススリンである。{{harvtxt|Luzin|1917}}, {{harvtxt|Souslin|1917}} == 定義 == 解析集合の定義にはいくつか同値なものがある。 ポーランド空間の部分空間 ''A'' について、以下の条件は全て同値である: *''A'' が解析集合である。 *''A'' が空集合であるか、または[[ベール空間]] ω<sup>ω</sup> の連続像である。 *''A'' があるポーランド空間におけるボレル集合の連続像である。 *あるポーランド空間 <math>Y</math> と [[ボレル集合]] <math>B\subseteq X\times Y</math> があって、<math>A</math> が <math>B</math> の射影であること; すなわち、 : <math>A=\{x\in X|(\exists y\in Y)\langle x,y \rangle\in B\}.</math> == 性質 == ポーランド空間において、解析集合全体による集合族は可算和、可算交叉、連続像、連続写像の逆像について閉じている。 解析集合の補集合が解析集合であるとは限らない。ススリンは、補集合が解析集合であるような解析集合はボレル集合であることを証明した。(逆に、全てのボレル集合は解析集合であり、ボレル集合は補集合を取る操作について閉じている。)ルジンは交わらない二つの解析集合はボレル集合で分離できることを証明した: すなわち、片方の解析集合を包含し、かつもう片方の解析集合と交わらないボレル集合がとれる。 解析集合は[[ルベーグ可測]]であり (universally measurable でもある) かつ [[ベールの性質]]を持ち、また[[perfect set property]]を持つ。 == 射影階層 == 解析集合は[[射影集合|射影階層]]の言葉を用いて <math>\boldsymbol{\Sigma}^1_1</math> 集合とも呼ばれる。この太文字は単なる装飾でなく、[[解析的階層]]における通常字体の <math>\Sigma^1_1</math> とは異なるものであることを表している。解析集合の補集合の族は <math>\boldsymbol {\Pi}^1_1</math> で表される。共通部分 <math>\boldsymbol{\Delta}^1_1=\boldsymbol{\Sigma}^1_1\cap \boldsymbol{\Pi}^1_1</math> はボレル集合族に他ならない。 ==参考文献== *{{SpringerEOM|title=Analytic set|last= El'kin|first=A.G.|urlname=Analytic_set}} *{{SpringerEOM|title=Luzin separability principles|last= Efimov|first=B.A.|urlname=Luzin_separability_principles}} * {{Citation | last1=Kechris | first1=A. S. | title=Classical Descriptive Set Theory | publisher=[[Springer-Verlag]] | location=Berlin, New York | isbn=978-0-387-94374-9 | year=1995}} *{{citation|authorlink=N. N. Luzin|first= N.N. |last=Luzin|title=Sur la classification de M. Baire|journal= C.R. Acad. Sci. Paris Sér. I Math. |volume= 164 |year=1917|pages= 91–94}} *N.N. Lusin, "Leçons sur les ensembles analytiques et leurs applications", Gauthier-Villars (1930) *{{citation | last=Moschovakis|first= Yiannis N. | title=Descriptive Set Theory | publisher=North Holland | year=1980 | isbn=0-444-70199-0}} * Martin, Donald A.: Measurable cardinals and analytic games. "Fundamenta Mathematicae" 66 (1969/1970), p. 287-291. *{{citation|last=Souslin|first= M.|authorlink= Mikhail Yakovlevich Suslin|title=Sur une définition des ensembles mesurables B sans nombres transfinis |journal=Comptes Rendus Acad. Sci. Paris|volume= 164 |year=1917|pages=88–91}} {{デフォルトソート:かいせきしゆうこう}} [[Category:位相空間論]] [[Category:数学に関する記事]]
このページで使用されているテンプレート:
テンプレート:Citation
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:Harvtxt
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:SpringerEOM
(
ソースを閲覧
)
テンプレート:簡易区別
(
ソースを閲覧
)
解析集合
に戻る。
ナビゲーション メニュー
個人用ツール
ログイン
名前空間
ページ
議論
日本語
表示
閲覧
ソースを閲覧
履歴表示
その他
検索
案内
メインページ
最近の更新
おまかせ表示
MediaWiki についてのヘルプ
特別ページ
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
ページ情報