「酸化水銀」の版間の差分

提供: testwiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
imported>YiFeiBot
ボット: 言語間リンク 1 件をウィキデータ上の d:q783799 に転記
 
(相違点なし)

2023年2月5日 (日) 16:20時点における最新版

酸化水銀(さんかすいぎん、Mercury oxide)とは、水銀酸化物である。酸化数が+2の酸化物のみが知られている。有毒である。

酸化水銀(I)

従来、酸化水銀(I)ないしは黒降汞(こくごうこう)と呼ばれていた黒色の粉末は、酸化水銀(II)と金属水銀との錯体である[1]。水銀(I)塩の水溶液を塩基性にして得られる。

Hg22++2OHHg(0)+HgO+H2O

酸化水銀(II)

テンプレート:Main 酸化水銀(II)(さんかすいぎん(II)、Mercury(II) oxide)は、化学式が HgO と表される猛毒の固体である。赤色の赤降汞(せきこうこう)と黄色の黄降汞(おうこうこう)とが存在する。

脚注

  1. F. A. Cotton, et.al., "Advanced inorganic chemistry", 6th Ed., p.602

関連項目

vi:Điôxít thủy ngân