トリオキナーゼ
テンプレート:Enzyme トリオキナーゼ(Triokinase、テンプレート:EC number)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ATP + D-グリセルアルデヒド ADP + D-グリセルアルデヒド-3-リン酸
従って、この酵素の基質はATPとD-グリセルアルデヒドの2つ、生成物はADPとD-グリセルアルデヒド-3-リン酸の2つである。 この酵素は転移酵素、特にアルコールを受容体とするホスホトランスフェラーゼに分類される。この酵素の系統名は、ATP:D-グリセルアルデヒド 3-ホスホトランスフェラーゼ(ATP:D-glyceraldehyde 3-phosphotransferase)である。トリオースキナーゼとも呼ばれる。この酵素は、ペントースとグルクロン酸の相互変換及びフルクトースの代謝に関与している。