all-trans-デカプレニル二リン酸シンターゼ
テンプレート:Infobox enzyme all-trans-デカプレニル二リン酸シンターゼ(テンプレート:Lang)はユビキノンの合成に関わるプレニル基転移酵素の1つで、次の化学反応を触媒する酵素である。
- (2E,6E)-ファルネシル二リン酸 + 7 イソペンテニル二リン酸 7 二リン酸 + all-trans-デカプレニル二リン酸
組織名は(2E,6E)-farnesyl-diphosphate:isopentenyl-diphosphate farnesyltranstransferase (adding 7 isopentenyl units)である。
分布
原核生物では酢酸菌テンプレート:Snamei、紅色細菌テンプレート:Snamei、根粒菌テンプレート:Snamei(以上プロテオバクテリア門)、結核菌(放線菌門)に見出されている。一方、真核生物では分裂酵母テンプレート:Snamei、子嚢菌[[サイトエラ属|テンプレート:Snamei]]、担子菌テンプレート:Snamei、担子菌テンプレート:Snamei、ワタアブラムシとヒトに存在している。[1]
構造
原核生物ではホモ2量体で機能しているのに対し、真核生物では2種類のサブユニットがヘテロ4量体を構成している[2]。ただし、分裂酵母以外の酵母は1種類のサブユニットしか持たず、それで機能できることが知られている[1]。