キルヒホッフの法則 (電気回路)

提供: testwiki
2023年7月14日 (金) 15:21時点における2602:fc24:13:1:e4f7:9065:0:1 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

テンプレート:Otheruseslist 電気回路におけるキルヒホッフの法則(キルヒホッフのほうそく、テンプレート:Lang-en-short)は、次の2つの法則からなるテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

電流則(キルヒホッフの第1法則、テンプレート:Langテンプレート:Lang
回路網中の任意の接続点に流出入する電流の和は 0(零)である
電圧則(キルヒホッフの第2法則、テンプレート:Langテンプレート:Lang
回路網中の任意の閉路を一巡するとき、起電力の総和と電圧降下の総和は等しい

それぞれ「流れ込む電流の和と流れ出る電流の和の大きさは等しい」と「電圧降下の総和がゼロである」と表現されることもある。1845年にグスタフ・キルヒホフが発見した。

電流則

キルヒホッフ第一法則の例 図のように「中心の点に流れ込む電流 i1i2 の総和が、流れ出る電流 i3i4 の総和に等しくなる」と解釈できることから、一種の保存則として「電流保存の法則」と呼ばれることもある。

回路網の任意の接続点に流入・流出する電流の総和(代数的和)は 0 であることを示す。

接続点に接続される経路数を N、ぞれぞれの経路における電流値をIkとすると次式で与えられるテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

k=1NIk=0

ただし、接続点に流入する電流と、流出する電流では、符号を反転して計算する。

電圧則

回路網中の任意の閉路において、一巡する経路に含まれる起電力(電源)の総和と電圧降下の総和は等しい。

経路に含まれる起電力の数をN、それぞれの電圧をVk、インピーダンスを持つ素子数をM、それぞれの素子による電圧降下をEkとすると次式で与えられるテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

k=1NVk=k=1MEk

ただし、一巡する方向に対して一致する方向の電位差と、逆の方向の電位差では、符号を反転して計算する。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

出典


参考文献

関連項目

テンプレート:電磁気学