単斜晶系

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単斜晶系の例:正長石

単斜晶系(たんしゃしょうけい、テンプレート:Lang-en-short)は、7つの結晶系の1つ。対応するブラベー格子は、単純単斜格子・底心単斜格子の2種類。

結晶系は、3つのベクトルで表現できるが、単斜晶系では、直方晶系のように異なる長さのベクトルで表される。これらのベクトルは、底面が平行四辺形の直角柱を形成する。従って、2組のベクトルが直角に交わっているが、3つ目の組は90°にならない。

ブラベー格子

単斜晶系には、単純単斜格子と底心単斜格子の2つのブラベー格子が存在し、格子の形はそれぞれ長方形ひし形である。

単斜晶のブラベー格子
名前 単純 底心
ピアソン記号 mP mC
単位胞

結晶の分類

単斜晶系結晶の例、シェーンフリース記号ヘルマン・モーガン記号[1]点群テンプレート:Ill、タイプ、空間群が以下の表に掲載されている。

# 点群 タイプ
(例)
空間群
分類 Schoen. Intl Orb. Cox.
3–5 Sphenoidal [2] C2 2  22 [2]+ enantiomorphic, polar
(鉄明礬)
P2, P21
C2
6–9 Domatic [2] C1h (=C1v = Cs) 2¯=m *11 [ ] polar
(ヒルガーダイト)
Pm, Pc
Cm, Cc
10–15 Prismatic [2] C2h 2/m 2* [2,2+] centrosymmetric
(石膏)
P2/m, P21/m, C2/m
P2/c, P21/c, C2/c


元素

元素硫黄も単斜晶系結晶になる[3]

出典

テンプレート:Reflist

  • Hurlbut, Cornelius S.; Klein, Cornelis, 1985, Manual of Mineralogy, 20th ed., pp. 65 – 69, ISBN 0-471-80580-7

テンプレート:結晶系