八乗数
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八乗数(はちじょうすう)は、ある数を8乗してできた数である。n番目の自然数の八乗数はテンプレート:Mathであり、n番目の七乗数のn倍、n番目の四乗数の平方である。最初のいくつかの非負整数の八乗数は0, 1, 256, 6561, 65536, 390625, 1679616, 5764801, 16777216, 43046721, 100000000, 214358881, 429981696, 815730721, 1475789056, 2562890625, 4294967296, 6975757441, 11019960576, 16983563041, 25600000000, 37822859361, 54875873536, 78310985281, 110075314176, ... テンプレート:OEISである。
ロバート・レコードの考案したテンプレート:仮リンクでは、八乗数は「ゼンジゼンジゼンジック」と呼ばれた[1]。
性質
八乗数8個の和で表せる既知の最小の八乗数はである[2]。
また、正整数の八乗数の逆数の和は (テンプレート:OEIS2C)となる。これはより一般的なベルヌーイ数の文脈における正偶数のリーマンゼータ関数の評価の説明の例となる。
物理学
テンプレート:仮リンクでは、乱流の出す音の仕事率は、乱流から十分に離れた場所では乱流の速度の8乗に比例するというテンプレート:仮リンクが知られている[3][4]。
二次元イジング模型の秩序相は温度低下による秩序変数の8乗に反比例する[5]。
2分子間のカシミール効果は両分子の距離の8乗に反比例して減衰する[6][7]。