転移温度

転移温度（てんいおんど、Transition temperature）は相転移を起こす温度のこと。転移温度を Tテンプレート:Sub と書くこともあるが、異なる場合もある（例：反強磁性におけるネール温度を Tテンプレート:Sub と書いたりする）。

超伝導において、常伝導から超伝導、超伝導から常伝導に相転移する温度のことを超伝導転移温度、あるいは転移温度という。または、臨界温度ともいう。記号はどちらも Tテンプレート:Sub (critical temperature) を使う。

この Tテンプレート:Sub は、BCS理論の中でも最も有名な次の理論式、デバイ温度 Θテンプレート:Sub 、状態密度 N(0) 、相互作用強さ V で表される。

$T_{\mathrm{c}}=1.13{\mathrm{\Theta }}_{\mathrm{D}}\exp (-1/N(0)V)$

関連項目

• 物理学
• 統計力学
• 物性物理学