ジャイレータのソースを表示

{{出典の明記|date=2015年10月28日 (水) 01:10 (UTC)}}
'''ジャイレータ'''とは、[[インピーダンス]]を反転させる[[電気回路|回路網]]のことである。

ジャイレータを使用することで、[[静電容量|キャパシタンス]]を[[インダクタンス]]に、インダクタンスをキャパシタンスに変換することが可能である。

== 概要 ==
ジャイレータを[[四端子測定法|四端子]][[媒介変数|パラメータ]]の一つであるＹパラメータで表現すると
:<math> {I_1 \choose I_2} = \begin{pmatrix} 0 & G_{12} \\ -G_{21} & 0 \end{pmatrix}{V_1 \choose V_2} </math>
:<math>G=</math> [[コンダクタンス]]

となる。

上記パラメータより下記の式が導かれる。
:<math>I_1=G_{12}V_2</math>
:<math>I_2=-G_{21}V_1</math>
また、<math>V_2</math>側にキャパシタンス<math>C[F]</math>を接続すると (<math>F</math>は[[ファラド|ファラッド]])
:<math>I_2=-j\omega CV_2</math>
の関係が成り立つ。

上記３つの式より、<math>V_1/I_1</math>を求めると、
:<math>V_1/I_1=j\omega (C/(G_{12}G_{21}))</math>
となり、<math>V_1</math>側から見ると<math>C/(G_{12}G_{21})[H]</math>のインダクタンスとなる。 (<math>H</math>は[[ヘンリー (単位)|ヘンリー]])


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[[Category:電気回路]]
[[Category:電磁気学]]
[[Category:電気工学]]
[[Category:無線工学]]
[[Category:電気理論]]