ナイルの放物線のソースを表示

{{出典の明記|date=2016年6月}}
'''ナイルの放物線'''（ナイルのほうぶつせん、{{lang-en|Neile's parabola}}）とは、[[自由落下]]する[[物体]]が[[地球]]の[[自転]]の影響を受けて描く経路（[[曲線]]）のことである。名前は[[イギリス]]の[[数学者]]{{仮リンク|ウィリアム・ニール|en|William Neile}}にちなむ。

== 方程式 ==
[[落下]]の初期位置を含む鉛[[直線]]と[[地表]]の交点を原点とし、鉛直上方にz軸、東の方向にy軸をとると、落体が描く経路は、
: <math>y = \frac{\omega}{3}\cos\alpha\sqrt{\frac{8(h-z)^3}{g}} </math>
という[[方程式]]で表される。ここで、
* ω：地球の自転の[[角速度]]
* α：落体の[[緯度]]
* h：落体の初期位置のz[[座標]]
* g：[[重力加速度]]
である。

== 関連項目 ==
* [[放物線]]
* [[コリオリの力]]
* [[フーコーの振り子]]

{{DEFAULTSORT:ないるのほうふつせん}}
[[Category:物理学の曲線]]
[[Category:古典力学]]
[[Category:数学に関する記事]]