ローレル指数のソースを表示

{{出典の明記|date=2014年9月1日 (月) 00:22 (UTC)}}{{体重}}
{{読み仮名|'''ローレル指数'''|ローレルしすう、{{lang-en|links=no|{{lang|de|Rohrer}} index}}}}はヒトの[[肥満]]の程度を表す[[体格指数]]。{{仮リンク|フリッツ・ローラー|en|Fritz Rohrer}}によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる<ref name="medic2">医学大辞典第2版</ref>。

==計算式==
体重が<math>w</math>(kg)、身長が<math>h</math>(m)の人のローレル指数 <math>R</math> は、
:<math>R=\frac{w}{h^3}\times{10}</math>
で表される。例えば身長が <math>140\mathrm{cm}</math>（<math>1.4\mathrm{m}</math>）で、体重が <math>35\mathrm{kg}</math> の場合、
:<math>R=\frac{35\mathrm{kg}}{(1.4\mathrm{m})^3}\times{10}=\frac{350\mathrm{kg}}{2.744\mathrm{m}^3}\fallingdotseq127.6\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math>
となる。

ローレル指数が <math>130\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> 程度で標準的な体型とされ、<math>\pm{}15 \mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> 程度に収まっていれば標準とされる。また、<math>+30\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> 以上となると太りすぎ、<math>-30\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> 以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には <math>120\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> から <math>130\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> までが正常とされている。

日本では小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある<ref name="medic2" />。6歳から10歳では <math>120\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> から <math>140\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math>まで、10歳から12歳では <math>110\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> から <math>135\mathrm{kg}/\mathrm{m}^3</math> までぐらいを呈する<ref name="medic2" />。

==ボディマス指数==
ヒトの肥満の度合いの指数には他に'''ボディマス指数'''（BMI）がある。
{{main|ボディマス指数}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[標準体重]]
* [[ブローカ指数]]
* [[ブローカ式桂変法]]
* [[加藤法]]

{{Medical-stub}}

{{DEFAULTSORT:ろおれるしすう}}
[[Category:健康]]
[[Category:肥満]]
[[Category:指標]]
[[Category:体重]]
[[Category:エポニム]]