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{{出典の明記|date=2012年10月}} '''混合比'''(こんごうひ、{{lang-en|mixing ratio、humidity ratio}})とは、大気中に含まれる[[水蒸気]]量の表現の1つで、[[湿潤空気]]を含む[[空気塊]]における、乾燥空気に対する水蒸気の[[質量]]の比のこと。単位[[体積]]とすれば[[密度]]の比に等しい。 混合比は、空気塊の圧力(気圧)や温度(気温)が変化しても、周りの空気と混合せず、かつ水の出入りや[[凝結]]・[[蒸発]]がなければ、保存される量である。実際の大気では、時間経過に従って空気が混合してしまうが、短時間であれば混合比が保存されるとみなせる。これを利用し、[[天気図]]上に混合比の分布をプロットしてその(短時間での)時間経過を見ると、混合比の値がいわばマーカーの役割をして、大気の移動を把握することができる。 == 数学的表現 == 乾燥空気の質量を{{math|''m''<sub>d</sub>}} 、水蒸気の質量を{{math|''m''<sub>v</sub>}} 、湿潤空気の圧力を{{math|''p''}} 、水蒸気分圧を{{math|''e''}}とするとき、混合比{{math|''m''}}は :<math>m=\frac{m_\mathrm{v}}{m_\mathrm{d}}= \varepsilon\frac{e}{p-e}= 0.622\frac{e}{p-e}</math> [g/g] と書ける。この値は非常に小さくなるので分子を1000倍して単位を変え、 :<math>m=622\frac{e}{p-e}</math> [g/kg] と表現することもある。 密度比を用いて表すこともできる。 :<math>m=\frac{\rho_\mathrm{v}}{\rho_\mathrm{d}}</math> [[比湿]] {{math|''s''}}と混合比 {{math|''m''}}の関係は、以下のようになる。 :<math>m=\frac{s}{1-s}</math> == 飽和混合比 == 水蒸気分圧が飽和水蒸気圧に達して、水蒸気が飽和したときの混合比を飽和混合比という。水蒸気分圧を{{math|''e''<sub>s</sub>}} とすると、飽和混合比{{math|''m''<sub>s</sub>}} は以下の式で表される。 :<math>m_\mathrm{s}= \varepsilon\frac{e_\mathrm{s}}{p-e_\mathrm{s}}= 0.622\frac{e_\mathrm{s}}{p-e_\mathrm{s}}</math> == 外部リンク == * [https://kotobank.jp/word/%E6%B7%B7%E5%90%88%E6%AF%94-506032 混合比] 気象用語集 * [http://glossary.ametsoc.org/wiki/Mixing_ratio mixing ratio] AMS glossary {{気象要素}} {{Climate-stub}} {{DEFAULTSORT:こんこうひ}} [[Category:気象学]] [[Category:大気熱力学]] [[Category:無次元数]] [[de:Luftfeuchtigkeit#Mischungsverhältnis]]
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