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{{整数|Decomposition=2<sup>4</sup>×3<sup>2</sup>}} '''144'''('''百四十四'''、ひゃくよんじゅうよん)は[[自然数]]、また[[整数]]において、[[143]]の次で[[145]]の前の数である。 == 性質 == * 144は[[合成数]]であり、[[約数]]は [[1]], [[2]], [[3]], [[4]], [[6]], [[8]], [[9]], [[12]], [[16]], [[18]], [[24]], [[36]], [[48]], [[72]], 144 である。 **[[約数の和]]は[[403]]。 ***33番目の[[過剰数]]である。1つ前は[[140]]、次は[[150]]。 ***24番目の[[高度過剰数]]である。1つ前は[[120]]、次は[[168]]。 ***約数の和が[[奇数]]になる20番目の数である。1つ前は[[128]]、次は[[162]]。 **[[約数]]を15個もつ最小の数である。次は[[324]]。 ***[[約数]]を ''n'' 個もつ最小の数とみたとき。1つ前の14個は[[192]]、次の16個は[[120]]。({{OEIS|A005179}}) * {{sfrac|1|144}} = 0.0069<span style="text-decoration:underline;">4</span>… (下線部は循環節で長さは1) **[[逆数]]が[[循環小数]]になる数で[[循環節]]が1になる18番目の数である。1つ前は[[120]]、次は[[150]]。({{OEIS|A070021}}) * 144 = [[12]]<sup>2</sup> ** 12番目の[[平方数]]である。1つ前は[[121]]、次は[[169]]。 ** ''n'' = 2 のときの 12{{sup|''n''}} の値とみたとき1つ前は[[12]]、次は[[1728]]。 ** 144 = 100{{sub|(12)}} ** 144 = 12<sup>2</sup> → 441 = 21<sup>2</sup> である。平方数を逆順に並べ替えても平方数になる6番目の数である。1つ前は[[121]]、次は[[169]]。({{OEIS|A061457}}) *** 末尾が0となる平方数を除くと5番目の数である。1つ前は[[121]]、次は[[169]]。({{OEIS|A033294}}) **** 末尾が0となる平方数と[[回文数|回文平方数]]を除いたときには最小の数である。次は169。({{OEIS|A035090}}) ** 144 = (2 × 6){{sup|2}} ***''n'' = 6 のときの (2''n''){{sup|2}} の値とみたとき1つ前は[[100]]、次は[[196]]。({{OEIS|A016742}}) ***''n'' = 2 のときの (6''n''){{sup|2}} の値とみたとき1つ前は[[36]]、次は[[324]]。({{OEIS|A016910}}) ** 144 = ([[3]] × [[4]]){{sup|2}} ***''n'' = 4 のときの (3''n''){{sup|2}} の値とみたとき1つ前は[[81]]、次は[[225]]。({{OEIS|A016766}}) ***''n'' = 3 のときの (4''n''){{sup|2}} の値とみたとき1つ前は[[64]]、次は[[256]]。({{OEIS|A016802}}) ***''n'' = 3 で n が[[奇数]]のときの (4''n''){{sup|2}} の値とみたとき、次は[[400]]。 **144 = [[2]]{{sup|4}} × [[3]]{{sup|2}} ***2つの異なる[[素因数]]の積で ''p''{{sup|4}} × ''q''{{sup|2}} の形で表せる最小の数である。次は[[324]]。({{OEIS|A189988}}) ***2{{sup|''i''}} × 3{{sup|''j''}} (''i'' ≧ 1, ''j'' ≧ 1) で表せる11番目の数である。1つ前は[[108]]、次は[[162]]。({{OEIS|A033845}}) *** 2{{sup|''i''}} × 3{{sup|''j''}} (''i'' ≧ 0, ''j'' ≧ 0) で表せる23番目の数である。1つ前は[[128]]、次は[[162]]。({{OEIS|A003586}}) **** この数で表せるN進法での逆数は有限小数になる。 ****:例.{{sfrac|1|144}} = {{sfrac|1|400}}{{sub|(6)}} = 0.0013{{sub|(6)}} 、{{sfrac|1|144}} = {{sfrac|1|100}}{{sub|(12)}} = 0.01{{sub|(12)}} *** 144 = 9 × 2{{sup|4}} **** ''n'' = 4 のときの 9 × 2{{sup|''n''}} の値とみたとき1つ前は[[72]]、次は[[288]]。({{OEIS|A005010}}) *** 144 = 9 × 4{{sup|2}} **** ''n'' = 2 のときの 9 × 4{{sup|''n''}} の値とみたとき1つ前は[[36]]、次は[[576]]。({{OEIS|A002063}}) *** 144 = 2{{sup|4}} × (2{{sup|3}} + 1) **** ''n'' = 3 のときの 2{{sup|''n''+1}}(2{{sup|''n''}} + 1) の値とみたとき1つ前は[[40]]、次は[[544]]。 *** 144 = 3! × 4! **** ''n'' = 3 のときの n!(''n'' + 1)! の値とみたとき1つ前は[[12]]、次は[[2880]]。({{OEIS|A010790}}) * 144 = [[360]] × [[2/5|{{sfrac|2|5}}]] ** [[角度]]の {{sfrac|2|5}} 周は144[[度 (角度)|°]]である。 * 正[[十角形]]の内角は144°である。 ** [[正多角形|正 ''n'' 角形]]において[[内角]]が[[度 (角度)|度数法]]で整数になる7番目の角度である。1つ前は[[140]]°、次は[[150]]°。({{OEIS|A110546}}) * いかなる N > 4 の[[位取り記数法|N進数]]によって144を表記しても、144は必ず[[平方数]]となる。これは 1 × N<sup>2</sup> + 4 × N + 4 = (N + 2)<sup>2</sup> であるため。 * 144<sup>5</sup> = [[27]]<sup>5</sup> + [[84]]<sup>5</sup> + [[110]]<sup>5</sup> + [[133]]<sup>5</sup> ( = 61,917,364,224)。これは[[オイラー予想]]の反例として発見された。 * 144 = (1 + 4 + 4) × (1 × 4 × 4) 。この形で表せる最大の数である。1つ前は[[135]]。({{OEIS|A038369}}) ** 0を乗法に含めないとすると1088もこの性質を持つ。(参照{{OEIS|A066282}}) * 144は12番目の[[フィボナッチ数]]である。1つ前は[[89]]、次は[[233]]。 ** 1と144はフィボナッチ数であり平方数である整数のすべてである。また、144はフィボナッチ数列の<math>\sqrt{144}</math>番目(=12番目)にある。 **[[6]], [[9]], [[12]], [[16]], [[18]], [[24]], [[36]], [[48]], [[72]]の倍数になる最小の[[フィボナッチ数]]である。フィボナッチ数がそれらの倍数になることは144の倍数になることの[[必要十分条件]]である。次は[[40000|46368]]。 ** [[フィボナッチ数]]が[[ハーシャッド数]]となる7番目の数である。1つ前は[[21]]、次は[[2584]]。 * 47番目の[[ハーシャッド数]]である。1つ前は[[140]]、次は[[150]]。 ** 9を基としたとき15番目のハーシャッド数である。1つ前は[[135]]、次は[[153]]。 ** 平方数がハーシャッド数になる7番目の数である。1つ前は[[100]]、次は[[225]]。 *各位の[[平方和]]が33になる最小の数である。次は[[225]]。({{OEIS|A003132}}) ** 各位の平方和が ''n'' になる最小の数である。1つ前の32は[[44]]、次の34は[[35]]。({{OEIS|A055016}}) *各位の[[立方和]]が129になる最小の数である。次は[[414]]。({{OEIS|A055012}}) ** 各位の立方和が ''n'' になる最小の数である。1つ前の128は[[44]]、次の130は[[1144]]。({{OEIS|A165370}}) * 9番目の[[高度トーティエント数]]。1つ前は[[72]]、次は[[240]]。 * 約数の和が144になる数は5個ある ([[66]], [[70]], [[94]], [[115]], [[119]])。約数の和5個で表せる2番目の数である。1つ前は[[72]]、次は[[192]]。 * 144 = 3{{sup|1}} + 4{{sup|2}} + 5{{sup|3}} = (5 − 1) × (5 + 1){{sup|2}} = 5{{sup|3}} + 5{{sup|2}} − 5 − 1 **''n'' = 5 のときの ''n''{{sup|3}} + (''n'' − 1){{sup|2}} + (''n'' − 2) の値とみたとき1つ前は[[75]]、次は[[245]]。({{OEIS|A152619}}) *144 = 4{{sup|2}} + 8{{sup|2}} + 8{{sup|2}} ** 3つの[[平方数]]の和1通りで表せる55番目の数である。1つ前は[[142]]、次は[[145]]。({{OEIS|A025321}}) *144 = 2{{sup|3}} + 2{{sup|3}} + 4{{sup|3}} + 4{{sup|3}} **4つの正の数の[[立方数]]の和で表せる30番目の数である。1つ前は[[142]]、次は[[145]]。({{OEIS|A003327}}) * 144 × 441 = 252{{sup|2}} ** [[回文数]]でなく末桁が0でない数で逆順に並べた数との積が[[平方数]]になる最小の数である。次は[[169]]。({{OEIS|A062917}}) * 144 = 5{{sup|3}} + 3{{sup|3}} − 2{{sup|3}} ** ''n'' = 3 のときの 5{{sup|''n''}} + 3{{sup|''n''}} − 2{{sup|''n''}} の値とみたとき1つ前は[[30]]、次は[[690]]。({{OEIS|A135160}}) * 桁の[[調和平均]]が2になる4番目の数である。1つ前は[[136]]、次は[[163]]。({{OEIS|A062180}}) *:例.{{sfrac|3|{{sfrac|1|1}} + {{sfrac|1|4}} + {{sfrac|1|4}}}} = 2 * 144 = 4! + 5! ** ''n'' = 4 のときの ''n''! + (''n'' + 1)! の値とみたとき1つ前は[[30]]、次は[[840]]。({{OEIS|A001048}}) * 144 = 13{{sup|2}} − 25 ** ''n'' = 13 のときの ''n''{{sup|2}} − 25 の値とみたとき1つ前は[[119]]、次は[[171]]。({{OEIS|A098603}}) * 144 = 15{{sup|2}} − 81 ** ''n'' = 15 のときの ''n''{{sup|2}} − 81 の値とみたとき1つ前は[[115]]、次は[[175]]。({{OEIS|A098850}}) == その他 144 に関連すること == * 1[[グロス]]=144個(12<sup>2</sup>個)=12[[ダース]]。 * 144か[[月 (暦)|月]](=12[[年]])を1回りという。また、144か月前後についても1回りという。 * [[1/144スケール]](12<sup>-2</sup>スケール) * 144MHz帯は[[アマチュア無線]]に用いられる[[アマチュア無線の周波数帯|周波数]]の一つ。'''2m'''(ツーメーター、[[波長]]が約2メートルであることから)、'''いっちょんちょん'''、などと呼ばれる。 * [[中国麻雀]]の牌は、日本[[麻雀]]の牌[[136]]枚に[[花牌]][[8]]枚を加えた144枚からなる。 * [[西暦]][[144年]] * [[日本電信電話|NTT東日本]]、NTT西日本[[ひかり電話]]の迷惑電話おことわりサービスは、局番なしの144である。 * [[日本神話]]に登場する[[八咫烏]]の大きさは144cm(八咫)である。 * [[日本プロ野球]]における1チームのレギュラーシーズンの試合数は144試合([[2007年]]~[[2014年]])。 * 第144代[[教皇|ローマ教皇]]は[[ヨハネス19世 (ローマ教皇)|ヨハネス19世]](在位:[[1024年]]~[[1032年]])である。 == 関連項目 == * [[数の一覧]] ** [[12]] [[24]] [[36]] [[48]] [[60]] [[72]] [[84]] [[96]] [[108]] [[120]] [[132]] ** '''144''' [[288]] [[432]] [[576]] [[720]] [[864]] [[1008]] [[1152]] [[1296]] [[1440]] [[1584]] [[1728]] ** [[36]] [[72]] [[108]] '''144''' [[180]] [[216]] [[252]] [[288]] [[324]] [[360]]
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