双1次曲面

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Bilinear surface

双1次曲面(そういちじきょくめん)とは、4つの制御点から作成される曲面である。CAD/CGでは形状の定義,FEMなどのシュミューレーションでは値の積分や補間などに使用される。

一般式1

曲面Sは,u,vの2つのパラメータで定義される。曲面S上の点は,以下の式で表現される。

S(u,v)=(1u)(1v)P0+u(1v)P1+(1u)vP3+uvP2

パラメータu,vの範囲は,以下の通り。定義した4点の面内の任意の場所は,このパラメータ定義域内で表現できる。

0u1,0v1

偏微分

u方向およびv方向の偏微分は,以下の通り。
Su=(v1)P0+(1v)P1+(v)P2+(v)P3
Sv=(u1)P0+(u)P1+(1u)P2+(u)P3

点の射影

Projecting point on a surface

任意の点Pを双1次曲面上に射影するには,任意点Pの曲面上の距離が最小になる点を選択する。一般に次式を2変数のニュートン法を使用して解き,双1次曲面上のu,vの値を得る。

F(u,v)=|S(u,v)P|2
Fu=Su(S(u,v)P)=0


Fv=Sv(S(u,v)P)=0

一般式2

FEMなどのシュミューレーションでは,CADやCGとパラメータの定義域が異なることが多いが,一般式1と同じ結果が得られる。

S(u,v)=N0P0+N1P1+N2P2+N3P3
N0=14(1u)(1v)
N1=14(1+u)(1v)
N2=14(1+u)(1+v)
N3=14(1u)(1+v)

パラメータu,vの範囲は,以下の通り。

1u1,1v1

偏微分

u方向およびv方向の偏微分は,以下の通り。

N0u=14(1v)
N1u=14(1v)
N2u=14(1+v)
N3u=14(1+v)


N0v=14(1u)
N1v=14(1+u)
N2v=14(1+u)
N3v=14(1u)

外部リンク

  • [1] 2変数のニュートン法.

関連項目