順序単位

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数学において順序単位(じゅんじょたんい、テンプレート:Lang-en-short)とは、テンプレート:仮リンクの各元を上から評価するために用いられる元である[1]。したがって(後述の例で分かるように)順序単位は実数の単位元を一般化するものである。

定義

ベクトル空間 X 内の順序錐 KX に対して、元 eK が順序単位(より正確には、K-順序単位)であるとは、すべての xX に対してある λx>0 が存在し λxexK が成立することを言う(すなわち、xKλxe である)[2]

同値な定義

順序錐 KX の順序単位は、K代数的内部 core(K) の元である[2]

X= を実数とし K=+={x:x0} とすると、単位元 1 は順序単位である。

X=n とし K=+n={x:i=1,,n:xi0} とすると、単位元 1=(1,,1) は順序単位である。

参考文献

テンプレート:Reflist