やぎ座アルファ1星

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やぎ座α1(やぎざアルファ1せい、α1 Capricorni、α1 Cap)は、やぎ座にある多重星である。年周視差から推定される、太陽からの距離は、およそ870光年であるテンプレート:R

名称

やぎ座α星には、アラビア語で「子(ヤギ)」を意味する”الجدي"("al-jady")からくるアルゲディ(Algedi)或いはギエディ(Giedi)という固有名があるテンプレート:R。アルゲディは、国際天文学連合によって、正式にやぎ座α2の固有名と認められたテンプレート:R。一方、やぎ座α1星単独では、プリマ・ギエディ(Prima Giedi)と呼ばれることがあるテンプレート:R

特徴

やぎ座α1星は、やぎ座α2星を別にしても、四重星である。最初に発見されたのは、やぎ座α1星の南西にある10等星で、ジョン・ハーシェルが発見したとされるテンプレート:R。年周視差からすると、やぎ座α1星よりも3倍以上遠方の恒星であるテンプレート:R。その後、バーナムは、それよりも近い位置で14等星を発見した。この恒星は、方位角も離角も急速に変化しているテンプレート:R。更に、ヒッパルコス衛星の観測によって、北に0.65離れた位置に、8等星がみつかったテンプレート:R。この8等星は、やぎ座α1連星を形成していると考えられているテンプレート:R

やぎ座α1星は、見かけの等級が4.24、スペクトル型がG3 Ibの黄色超巨星で、このスペクトル型の標準星にも挙げられているテンプレート:R。やぎ座α1星は、質量太陽の4倍以上、半径太陽の36倍程度と推定される。組成は、元素によってばらつきがあるものの、ほぼ太陽と同程度である。やぎ座α1は、HR図上でケフェイド不安定帯に位置している。既に一度、汲み上げを経ているとみられ、不安定帯に侵入するのはこれが2度目と考えられるテンプレート:R

脚注

注釈

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出典

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関連項目

外部リンク

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