アイコナール方程式

提供: testwiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

幾何光学において、アイコナール方程式(アイコナールほうていしき)は光の伝播をあらわす基礎方程式である。

形式的には解析力学ハミルトン=ヤコビの方程式と同じ形である。

幾何光学の近似(波長が十分小さい)のもとで、マクスウェルの方程式から等位相面をあらわす量L(𝒓)アイコナール)をあらわす以下の式を得る。

|gradL|2=n2

ここで n は屈折率で、 n=εμ/ε0μ0

成分で表示すると、

(Lx)2+(Ly)2+(Lz)2=n2

等位相面は L(𝒓)=const. となる 𝒓 であらわされ、光線は等位相面の法線をつないだものとして定義できる。

参考文献

テンプレート:Physics-stub テンプレート:Normdaten