カシオペヤ座シータ星
テンプレート:天体 基本 テンプレート:天体 位置 テンプレート:天体 物理 テンプレート:天体 別名称 テンプレート:天体 終了
カシオペヤ座θ星（カシオペヤざシータせい、θ Cassiopeiae、θ Cas）は、カシオペヤ座の恒星である。見かけの等級は4.3で、肉眼でみることができるテンプレート:R。ヒッパルコス衛星が測定した年周視差を基に計算された太陽からの距離は、およそ134光年であるテンプレート:R。
名称
カシオペヤ座θ星は、カシオペヤ座μ星と共に、アラビア語で「ひじ」を意味する"Al Marfiḳ"（المرفق）から来た「マルファク（Marfak）」という固有名で呼ばれる場合もあるテンプレート:R。
中国ではカシオペヤ座θ星は、高楼に架けた通路を意味する[[奎宿|テンプレート:Lang]]（テンプレート:ピン音）という星官を、カシオペヤ座ι星、カシオペヤ座ε星、カシオペヤ座δ星、テンプレート:仮リンク、テンプレート:仮リンクと共に形成するテンプレート:R。カシオペヤ座θ星自身は、テンプレート:Lang（テンプレート:ピン音）つまり閣道の4番星呼ばれるテンプレート:R。
特徴
カシオペヤ座θ星は、スペクトル型がA7 Vに分類されるA型主系列星であるテンプレート:R。視直径は、0.579ミリ秒と測定され、距離に基づいて大きさを求めると、半径が太陽の2.6倍程度となるテンプレート:Rテンプレート:R。年齢はおよそ4億年、自転速度は秒速100kmと推定されるテンプレート:R。また、赤外線に若干の超過がみられ、ベガ型星の候補に挙げられてているテンプレート:R。
カシオペヤ座θ星は、20世紀前半に変光しているのではないかと報告されていた。その後、たて座δ型変光星かもしれない、といわれ、ヒッパルコス衛星の観測でも明るさの変化が捉えられたが、変光星総合カタログでは新しい変光星候補に止まり、確定した変光星としては扱われていないテンプレート:R。
重星カタログでは、2分程度離れた位置にある11等星との重星として収録されているが、2つの恒星は距離が全く異なっており、見かけだけで物理的に関係はなく、カシオペヤ座θ星は単独星と考えられるテンプレート:R。