カーボンバランス法

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カーボンバランス法(カーボンバランスほう)は、ガソリンLPガス軽油を燃料として用いる自動車において、燃料消費率(燃費)を算出する方法の1つである。

エンジンに入る炭素原子数(燃料の炭素原子数)と排出される炭素原子数(排出ガス中の炭素原子数)は同じという原理を利用する。

計算式

いくつかの計算式が存在するが、そのうちの一例として以下の式がある。なお、燃料の密度を代表的な数値に仮定した式であり、現在の乗用車カタログ燃費等に用いられる式とは違う点に注意。

  1. ガソリンを燃料とする自動車の場合
    E=649(0.429×COmass+0.866×HCmass+0.273×CO2mass)
  2. 液化石油ガス(以下「LPG」という。)を燃料とする自動車の場合
    E=464(0.429×COmass+0.866×HCmass+0.273×CO2mass)
  3. 軽油を燃料とする自動車の場合
    E=718(0.429×COmass+0.866×HCmass+0.273×CO2mass)
  • E:燃料消費率(km/L)
  • COmass:COの排出量(g/km)
  • HCmass:HCの排出量(g/km)
  • CO2mass:CO2の排出量(g/km)

外部リンク

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