グルコシルセラミダーゼ
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テンプレート:Enzyme グルコシルセラミダーゼ(Glucosylceramidase、テンプレート:EC number)は、グリコシドヒドロラーゼファミリー30に属する酵素であり、以下の化学反応を触媒する。
- D-グルコシル-N-アシルスフィンゴシン + 水D-グルコース + N-アシルスフィンゴシン
従って、この酵素の2つの基質はD-グルコシル-N-アシルスフィンゴシンと水、2つの生成物はD-グルコースとN-アシルスフィンゴシンである。
この酵素は、加水分解酵素、特にO-およびS-グリコシル化合物加水分解酵素に分類される。系統名は、D-グルコシル-N-アシルスフィンゴシン グルコヒドロラーゼである。その他よく用いられる名前に、psychosine hydrolase、glucosphingosine glucosylhydrolase、GlcCer-beta-glucosidase、beta-D-glucocerebrosidase、glucosylcerebrosidase、beta-glucosylceramidase、ceramide glucosidase、glucocerebrosidase、glucosylsphingosine beta-glucosidase、glucosylsphingosine beta-D-glucosidase等がある。この酵素は、スフィンゴ脂質の代謝と糖鎖構造の分解に関与している。