デオキシウリジン一リン酸
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テンプレート:Chembox デオキシウリジン一リン酸(デオキシウリジンいちリンさん、テンプレート:Lang-en-short)は、デオキシヌクレオシドの一種である。
デオキシウリジン一リン酸は、デオキシリボヌクレオシドの代謝の中間体である。
デオキシウリジン一リン酸と5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸は、チミジル酸シンターゼ (FAD)によりメチル化されたチミジル酸(dTMP)とテトラヒドロ葉酸を生成する。
(反応式) 5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸 + デオキシウリジン一リン酸(dUMP) + FADH2 チミジル酸(dTMP) + テトラヒドロ葉酸 + FAD
なお、DNAの合成は、dUMP(デオキシウリジン一リン酸)-dTMP(チミジル酸)-dTDP(チミジン二リン酸)-dTTP(チミジン三リン酸)と進み[1]テンプレート:信頼性要検証、リン酸2分子分のピロリン酸が遊離して、チミジル酸に相当する部分がDNA鎖のデオキシリボースの3'位に結合することで、アデニン、グアニン、シトシン、チミンと4種類あるDNA塩基のうちのチミンが完成する。


脚注
- ↑ 血液検査-巨赤芽球性貧血 1999/03/10の講義 中国労災病院中央検査部