リブロース-5-リン酸-3-エピメラーゼ

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テンプレート:Enzyme リブロース-5-リン酸-3-エピメラーゼ(Ribulose-phosphate 3-epimerase、テンプレート:EC number)は、還元的ペントースリン酸回路において、D-リブロース-5-リン酸をD-キシルロース-5-リン酸に変換する酵素である。

D-リブロース-5-リン酸 D-キシルロース-5-リン酸

従って、この酵素の基質はD-リブロース-5-リン酸の1つ、生成物はD-キシルロース-5-リン酸の1つである。

この酵素は異性化酵素、特に炭水化物及びその類縁体に作用するラセマーゼエピメラーゼに分類される。

金属耐性細菌Cupriavidus metalliduransは、この酵素をコードする2つの遺伝子を持っていることが知られている[1]。1つは染色体テンプレート:Uniprot、もう1つはプラスミドテンプレート:Uniprotである。この酵素は、幅広い種類の細菌古細菌菌類植物で見られる。全てのタンパク質は、209から241アミノ酸残基であり、TIMバレル構造を持つ。

この酵素の系統名は、D-リブロース-5-リン酸 3-エピメラーゼ(D-ribulose-5-phosphate 3-epimerase)である。PPEとも呼ばれる。

この酵素は、ペントースリン酸経路、ペントースグルクロン酸の相互変換、炭酸固定の3つの代謝経路に関与している。

構造

2007年末時点で、4つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、テンプレート:PDB linkテンプレート:PDB linkテンプレート:PDB linkテンプレート:PDB linkである。

脚注

テンプレート:Reflist

出典

テンプレート:カルビン回路 テンプレート:ペントースリン酸経路