有効ビット数

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有効ビット数(ゆうこうビットすう、Effective number of bitsENOB)はアナログディジタルコンバータ及びそれと関係する回路のダイナミックレンジの尺度である。ADCの分解能はアナログ値を表すために使われるビット数により指定され、原理的にはNビット信号に対して2N 信号レベルを与えるものである。しかし、実際の全てのADC回路はノイズ歪みを含ませてしまう。ENOBは考慮に入れている回路と同じ分解能を持つ理想的なADC回路の分解能を指し示すものである。

ENOBはサンプル/ホールド・アンプなどの他のブロックの品質尺度としても使われる。このようにして、アナログブロックを信号チェーン計算に簡単に含めることができる。なぜなら、ブロックチェーンの合計のENOBが普通は最低のブロックのENOBよりも小さいからである。

定義

ENOBの定義としてよく使われるのは[1]

ENOB=SINAD1.766.02,

このとき、すべての値はデシベルで与えられ、

この定義ではENOBビットのワード長の理想的なADCまたはDACのSINADと、テストしたADCまたはDACのSINADを比較している。

脚注

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参考文献

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関連項目

外部リンク


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