温位

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温位(おんい、テンプレート:Lang-en)とは、気圧P、温度Tの空気塊を圧力P0=1000 hPaに断熱変化させたときの温度のことであるテンプレート:Sfn

温位をθとすると、

θ=T(P0P)RdCpRd気体定数Cp定圧比熱

として表されるテンプレート:Sfn

大気の静的安定度

テンプレート:Main 温位の高度方向(z方向)の変化は大気の安定度を考察する上で有用であるテンプレート:Sfn

温位と大気の静的安定性

気温変化が乾燥断熱減率に基づく状況を考える。このとき、温位θは一定であり、「大気は中立である」というテンプレート:Sfn。温位について、

θz=0

が成立する。

もし、高度が上昇するときに温位θが増加する場合、大気は安定であり、温位について

θz>0

が成立する。一方、高度上昇時に温位θが減少するときは、大気は不安定であり、

θz<0

となるテンプレート:Sfn

事情

温位の概念はあらゆる成層流体に適用される。特に大気科学海洋学で使用される[1]

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

外部リンク

テンプレート:気象要素 テンプレート:Climate-stub