1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸ポリプレニルトランスフェラーゼ
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1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸ポリプレニルトランスフェラーゼ(テンプレート:Lang)はメナキノンの合成に関わるプレニル基転移酵素の1つで、次の化学反応を触媒する酵素である。
- all-trans-ポリプレニル二リン酸 + 1,4-ジヒドロキシ-2-ナフトエ酸(DHNA) デメチルメナキノール + 二リン酸 + COテンプレート:Sub
組織名はall-trans-polyprenyl diphosphate:1,4-dihydroxy-2-naphthoate polyprenyltransferaseである。
機能
DHNAポリプレニルトランスフェラーゼはメナキノン生合成の後ろから2番目のステップを担う。これは可溶性の芳香族化合物であるDHNAにイソプレノイド側鎖を結合させる反応で、生成物であるデメチルメナキノールがさらにメチル化されるとメナキノール(還元型メナキノン)ができる。この酵素はイソプレノイド側鎖の長さに対する特異性がないため、基質次第で側鎖の長さが異なる様々なデメチルメナキノールを生成する[1]。
分布
幅広い原核生物の細胞膜(内膜)に存在している。