2018 VG18
テンプレート:天体 基本
テンプレート:天体 発見
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! style="background-color: テンプレート:天体 色;text-align: center;" colspan="2" | 軌道要素と性質
元期:TDB 2458447.5(2018年11月25日)
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! style="text-align: left;" | 軌道の種類
| 周回軌道
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|- ! style="text-align: left;" | 軌道長半径 (a) | 95.237 auテンプレート:R |-
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|- ! style="text-align: left;" | 近日点距離 (q) | 21.738 auテンプレート:R |- ! style="text-align: left;" | 遠日点距離 (Q) | 168.736 auテンプレート:R |-
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|- ! style="text-align: left;" | 離心率 (e) | 0.772テンプレート:R |-
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! style="text-align: left;" | 公転周期 (P)
| 929.43 年テンプレート:R
(339,475.058 日テンプレート:R )
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|- ! style="text-align: left;" | 軌道傾斜角 (i) | 31.714°テンプレート:R |-
|- ! style="text-align: left;" | 近日点引数 (ω) | 32.888°テンプレート:R |-
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|- ! style="text-align: left;" | 昇交点黄経 (Ω) | 247.443°テンプレート:R |-
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|- ! style="text-align: left;" | 平均近点角 (M) | 73.766°テンプレート:R |-
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! style="text-align: left;" | 前回近日点通過
| TDB 2388887.345475182301テンプレート:R
(1828年6月13日20時17分29.1秒)
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! style="text-align: left;" | 次回近日点通過
| 2757年頃
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テンプレート:天体 物理
テンプレート:天体 終了
テンプレート:Mpは、太陽系の外縁部を公転している太陽系外縁天体(TNO)の1つであるテンプレート:R。2018年にすばる望遠鏡を用いて観測を行ったカーネギー研究所の観測チームによって発見されたテンプレート:R。テンプレート:Mpという名称は仮符号だが、発見した観測チームはファーアウト(Farout)という愛称を用いているテンプレート:R。
特徴
2018年11月10日にハワイのマウナ・ケア山にあるすばる望遠鏡による観測で初めて発見されテンプレート:R、同年12月17日に観測結果が発表されたテンプレート:R。軌道長半径は95.2 auで太陽の周りを929年半かけて公転している。軌道離心率0.77の偏った楕円軌道を公転しているため、近日点では天王星軌道のやや外側に相当する、太陽から22 auの距離にまで接近するが、遠日点では168 auまで遠ざかるテンプレート:R。しかし、発見チームの1人スコット・S・シェパードはテンプレート:Mpの公転速度があまりにも遅いため、正確な軌道要素を決定するにはまだ数年を要するだろうとしているテンプレート:R。
小惑星センター(Minor Planet Center)によると、発見された時点でテンプレート:Mpは太陽から125~130 au離れており、これはそれまでに知られていた中で最も遠い距離に位置にあった準惑星のエリス(約96 au)より離れており、テンプレート:Mpは当時知られていた中では最も太陽から離れた位置にある天体となったテンプレート:R。ちなみにこの距離は太陽系外縁部を飛行しているボイジャー2号(2018年12月18日時点で約119.4 au[1])やパイオニア10号(122.5 au)よりも遠い。しかし、その約2ヶ月後の2019年2月に太陽から約140 au離れているとされる天体の発見が発表されたことにより、現在では既知の最遠天体ではなくなっている。この天体はテンプレート:Mp(Farout)よりもさらに遠くにあることから「FarFarOut」と呼ばれている[2][3]。その後、「FarfarOut」はテンプレート:Mplと命名された。
テンプレート:Mpを発見した観測チームは、これまで発見されている中では最も近日点距離が遠いテンプレート:Mplや、理論上において存在が予言されているプラネット・ナインによって軌道が影響されている可能性が示されている2015 TG387(Leleākūhonua、通称ゴブリン)といった、太陽から遠く離れた太陽系外縁天体をいくつも発見しており、観測チームは「このような極端に太陽から離れた天体の発見は太陽系外縁部で何が起きているかを調べることを意味している」と述べているテンプレート:R。
11月のすばる望遠鏡による観測の後、チリのラスカンパナス天文台で2度目の観測が行われ、テンプレート:Mpの明るさや色といった物理的特性が求められたテンプレート:R。テンプレート:Mpの形状は球体で、直径は約500 kmと推定されており、これは2015年に発見されたV774104に匹敵する大きさであるテンプレート:R。ピンクがかった色をしているとされ、これは一般的に氷を多く含む天体に見られる特徴であるテンプレート:R。