エジプト式分数

提供: testwiki
2025年2月27日 (木) 08:56時点におけるimported>大和屋敷による版 (強欲算法)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
リンド数学パピルス

エジプト式分数(エジプトしきぶんすう、単にエジプト分数とも、テンプレート:Lang-en-short)とは、いくつかの異なる単位分数(分子が 1 の分数)の和、あるいは分数をそのように表す方式を意味する。例えば、通常 テンプレート:Sfrac で表す分数を テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac などと表す。任意の有理数はこの形式で表すことができるが、表し方は一意ではない。この形式で分数を扱う方法は、古くは古代エジプトリンド・パピルスに見られ、ヨーロッパでは中世まで広く用いられた。現代でも数論の分野において、エジプト式分数に端を発する数学上の未解決問題が多く残されている。

単位分数展開

以下、特に断らない限り、単に「分数」といった場合、正の真分数、すなわち 0 より大きく 1 より小さな分数のみを考えているものとする。

例えば テンプレート:Sfrac は単位分数の和として テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac と表せるが、エジプト式分数では同じ単位分数を繰り返し用いることはせず、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac のように表す。いかなる分数に対してもこのような単位分数展開が必ず存在することは自明ではないが、後述するように今日ではあらゆる分数が無数に多くの単位分数展開を持つことが証明されている(#強欲算法の節参照)。さらに例を挙げると、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac であって、前者の展開は項数が最小であり、後者の展開は最大分母の値が最小である[1]。このように、どのような単位分数展開が最も「単純」であるか、は明らかではない。

古代エジプト

ホルスの目

エジプト中王国では、ホルスの目を用いたそれ以前の不完全な分数体系(テンプレート:Sfrac (k = 1, 2, …, 6) の和で表す)に替わって、エジプト式分数による方法が発達した。エジプト式分数が見られる古い文献としては、エジプト数学革巻きモスクワ・パピルステンプレート:仮リンクテンプレート:仮リンクテンプレート:仮リンクがある。特に有名なリンド・パピルスは、紀元前1650年頃に書かれたものであり、5 以上 101 以下の奇数 n に対して テンプレート:Sfrac を単位分数の和で表している(#リンド・パピルスの展開一覧の節参照)。

古代エジプト人が、いちいちこのように単位分数の和で表した理由については、よく分かっていない。ただ、リンド・パピルスにはパンを分け合う問題がいくつもあって、実際にパンを分け合うにはエジプト式の表示が理に適っている場合がある。例えば、リンド・パピルスの問題3は、6斤のパンを10人で分け合うとき、1人分は テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac であることを答とする。6斤のパンをそれぞれ5等分するよりも、5斤を1斤づつ2等分して1片ずつ取り、残りの1斤を10等分する方が簡単である[2]。一方では、合理的とは思えない表示を選ぶ場合もある。リンド・パピルスの問題4は、7斤のパンを10人で分け合う問題であるが、テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac ではなく、テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を答としている[3]テンプレート:Sfrac は単位分数ではないから、この表示は狭い意味でエジプト式ではないが、古代エジプト人にとって テンプレート:Sfrac は特別な数であったらしい。テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac であることを知っていたにもかかわらず、好んでこの数を用いている。

リンド・パピルスにおける テンプレート:Sfrac の表を参照すれば、分母が 100 以下の奇数である多くの分数が、機械的に単位分数の和で表せる。例えば、表より テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac であるから、

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + (テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac) + (テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac) = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

と計算できる[4]。リンド・パピルスにおいて、テンプレート:Sfrac に特に注意が払われているのは、テンプレート:仮リンクアルゴリズムが2倍を基礎においているためであろう、とも考えられている[5]

表記

古代エジプト人たちは、テンプレート:Sfrac を唯一の例外として、単位分数のみを表記した。単位分数 テンプレート:Sfrac を表すために、神官文字では点を、神聖文字では

<hiero>D21</hiero>

n を表す記号の上に置いた。例えば

<hiero>D21:Z1*Z1*Z1</hiero> =13 <hiero>D21:V20</hiero> =110

といった具合である。テンプレート:Sfracテンプレート:Sfrac のみ、特別なグリフ

<hiero>Aa13</hiero> =12 <hiero>D22</hiero> =23

を持つ。テンプレート:Sfrac のグリフは、正確には右の縦線が若干長い。長い方が 1 を、短い方が テンプレート:Sfrac を表し、全体としてはその和 テンプレート:Sfrac の逆数を意味している[2]

計算方法

現代の数学史家は、リンド・パピルスなどの古文書を調べ、古代エジプト人のエジプト式分数による計算方法がどのようなものであったかを研究した。特に、リンド・パピルスに書かれた テンプレート:Sfrac の表現がどのように得られたのかに注目し、様々な説を立てている。古代エジプト人が、分数を単位分数の和に表す系統的な方法を知っていたかどうかは不明であるが、少なくとも単一の方法のみを用いたのではなさそうである。恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を用いれば、単一の方法で2つの単位分数の和に表せるにもかかわらず、分母が大きくなるのを嫌ってか、リンド・パピルスでは3項あるいは4項の和に表しているものもある。数学史家たちの分析によれば、分母が素数の場合と合成数の場合で、リンド・パピルスの著者は異なる方法を用いており、それぞれの場合においても複数の方法を用いている。

分母が奇素数の場合(1)

小さな奇素数 p = 2m + 1 (3, 5, 7, 11, 23) に対しては、恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac が用いられている。この方法は奇素数に限らず、任意の奇数に対して使用できる。

分母が奇素数の場合(2)

大きめの奇素数 p (13, 17, 19, 29, …) に対しては、恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac が用いられている。ここで、Aテンプレート:Sfrac < A < p を満たし、約数を多く持つ数が選ばれる。テンプレート:Sfrac について、分子が A のいくつかの約数の和に表すことができれば、約分して単位分数の和を得る。例えば、p = 37 に対して A = 24 とすると、2Ap = 11 = 3 + 8 で 3 と 8 は 24 の約数であるから、リンド・パピルスの展開 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を得る。A を取り替えたり、約数の和に分解する方法を変えたりすると別の展開を得る。

分母が半素数の場合(1)

分母が2つの奇素数の積として pq であるとき、a = テンプレート:Sfrac として恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を用いることができる。例えば、p = 3, q = 7 のとき、a = 2 より テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を得る。この方法で、リンド・パピルスの単位分数展開のうち、分母が半素数であるものの多くは説明が付く。

分母が半素数の場合(2)

分母が半素数の場合、r = テンプレート:Sfrac として恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を用いることもできる[6]。例えば、p = 5, q = 7 とすると、リンド・パピルスの表示 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を得る。テンプレート:Sfrac についても同様である。

分母がその他の合成数の場合

その他の合成数 n については、n の約数 m に対する テンプレート:Sfrac の単位分数展開から得られる。例えば、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を 5 で割ることにより、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac を得る。実際は、テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac であるから、より簡単な展開を得るが、リンド・パピルスでは簡約化されていないものが記されている。3つ以上の素数の積、27, 45, 63, 75, 81, 99 に対してもこの方法で説明が付く。

分母が101の場合

リンド・パピルスの最後の単位分数展開 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac は、以上のどれにも当てはまらないが、恒等式 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfracp = 101 を代入して得られる。これと同等の等式は『エジプト数学羊皮紙巻子本』でも用いられている。

リンド・パピルスの展開一覧

リンド・パピルスの最初に記された単位分数展開の一覧[7]を下記の表に記す。テンプレート:Sfrac は別格として特別の注意が払われている。単位分数展開は一意ではないが、リンド・パピルスでは、1つの分数に対して1つの展開だけが記されており、それは必ずしも最も単純な展開ではない。例えば、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac であるが、なぜかこれよりも項数が多く、分母も大きなものが記されている。

背景が水色のセルはリンド・パピルスに記されている展開方法を示す。

リンド・パピルスに記された テンプレート:Sfrac の単位分数展開一覧
分母 種類 奇数 奇素数 半素数 半素数 合成数
3 素数 (テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac)
5 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
7 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
9 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=3)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 3 で割る。)
11 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
13 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=8, p=13, 2A-p=3=2+1)
15 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=5)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=4, p=3, q=5)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 5 で割る。)
17 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=12, p=17, 2A-p=7=4+3)
19 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=12, p=19, 2A-p=5=3+2)
21 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=7)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=5, p=3, q=7)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 7 で割る。)
23 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
25 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=5)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 5 で割る。)
27 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 9 で割る。)
29 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=24, p=29, 2A-p=19=12+4+3)
31 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac +テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac +テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=20, p=31, 2A-p=9=5+4)
33 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=7, p=3, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 11 で割る。)
35 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=7)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=6, p=5, q=7)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 7 で割る。)
37 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=24, p=37, 2A-p=11=8+3)
39 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=8, p=3, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 13 で割る。)
41 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=24, p=41, 2A-p=7=4+3)
43 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=42, p=43, 2A-p=41=21+14+6)
45 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 15 で割る。)
47 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=30, p=47, 2A-p=13=10+3)
49 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=4, p=7, q=7)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 7 で割る。)
51 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=17)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=10, p=3, q=17)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 17 で割る。)
53 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=30, p=53, 2A-p=7=5+2)
55 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=8, p=5, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 5 で割る。)
57 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=19)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=11, p=3, q=19)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 19 で割る。)
59 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=36, p=59, 2A-p=13=9+4)
61 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=40, p=61, 2A-p=19=10+5+4)
63 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 21 で割る。)
65 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=9, p=5, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 13 で割る。)
67 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=40, p=67, 2A-p=13=8+5)
69 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=23)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=13, p=3, q=23)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 23 で割る。)
71 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=40, p=71, 2A-p=9=5+4)
73 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=60, p=73, 2A-p=47=20+15+12)
75 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 25 で割る。)
77 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=4, p=7, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=9, p=7, q=11)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 11 で割る。)
79 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=60, p=79, 2A-p=41=20+15+6)
81 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 27 で割る。)
83 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=60, p=83, 2A-p=37=15+12+10)
85 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=17)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=11, p=5, q=17)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 17 で割る。)
87 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=29)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=16, p=3, q=29)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 29 で割る。)
89 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=60, p=89, 2A-p=31=15+10+6)
91 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=4, p=7, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=10, p=7, q=13)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 13 で割る。)
93 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=2, p=3, q=31)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=17, p=3, q=31)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 31 で割る。)
95 半素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(a=3, p=5, q=19)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(r=12, p=5, q=19)
テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 5 で割る。)
97 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(A=56, p=97, 2A-p=15=8+7)
99 合成数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
(テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac
を 33 で割る。)
101の場合
101 素数 テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

中世

中国やインドでは、古くから分子に任意の自然数を許す今日の分数表現を用いたが、ヨーロッパでは17世紀頃までエジプト式が用いられていた。エジプト式分数は実用的な計算には向いておらず、これに固執したことが数学の発展を遅らせたと主張する歴史家もいる[1]。一方で六十進法で数字を表記したバビロニアでは、早い段階から1未満の数を表すのに小数を導入していた。古代ローマ天文学者プトレマイオスは、著書『アルマゲスト』において「複雑な計算にはエジプト式分数ではなく六十進法を用いる」という趣旨の言を残している[8]。これはプトレマイオスに限った話ではなく、多くの学者が天文計算に六十進法を用いており、角度を度数法で表す際の1度未満の度数単位や、1時間未満の時間の単位が六十進法であるのは、これに由来する。ロナルド・グラハムによると、20世紀を代表する数学者の一人アンドレ・ヴェイユは、古代エジプト人がエジプト式分数を用いたことについて「間違った方向へ進んだのだ」と語った[9]

1202年、フィボナッチは『算盤の書』において、任意の分数を単位分数の和に表すアルゴリズムをいくつか発表した。まず、分母 n が性質「n 未満の任意の自然数は、いくつかの n の約数の和で表せる」を持つとき、分子を n の約数の和で表して約分することにより、単位分数の和に表せる。そのような性質を持つ n

1, 2, 4, 6, 8, 12, 16, 18, 20, 24, 28, 30, 32, 36, 40, 42, 48, …(テンプレート:OEIS

と続くが、『算盤の書』では例として分母が 6, 8, 12, 20, 24, 60, 100 であるものについて、単位分数展開のリストを与えている。例えば、テンプレート:Sfrac の分子 5 は、分母 12 の約数の和として 4 + 1 と表せるので、テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac である。

分母がそのような性質を持たない場合について、フィボナッチは次のような方法を提示している。テンプレート:Sfrac に対して、テンプレート:Sfrac < c < b を満たし、多くの約数を持つ c を取る。テンプレート:Sfrac の分子を bc の約数の和に表すことができれば、約分して単位分数の和となる。この方法は、リンド・パピルスの表に対して現代数学史家が推測した方法の一つと似ている。

その他の方法のいくつかは

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

のような恒等式を用いる。フィボナッチは、例として テンプレート:Sfrac を挙げた。まず、分母に 1 を加えた 12 を分子が割るように、テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac と分解し、それから恒等式を適用して

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

を導いている。

強欲算法

以上のいずれの方法の通用しない場合に対して、フィボナッチは強欲算法テンプレート:Refnest(greedy algorithm) と呼ばれる方法を提案した。単位分数の和に展開しようとする分数に対して、それ以下の最大の単位分数を取る。それを引いた残りに対しても、繰り返し最大の単位分数を取る。式で書けば、分数 テンプレート:Sfrac

xy=1y/x+x(ymodx)yy/x

と、次々に置き換える方法である。ここでy/xの括弧は天井関数である。例えば、テンプレート:Sfrac に強欲算法を適用すると、

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

となる。

フィボナッチは、強欲算法の手続きが有限回で終了することの証明を与えてはいない。後にシルベスターはこの方法を再発見し、有限回で終了することの証明も与え、1880年に発表した[1]。実際、一度の手続きで分子は少なくとも 1 小さくなるので、テンプレート:Sfrac は多くとも a 個の単位分数の和で表せる。2人の名を取って、強欲算法は「フィボナッチ=シルベスターのアルゴリズム」とも呼ばれる。

フィボナッチ自身も注意したように、強欲算法はときに複雑な単位分数展開を与える。例えば、テンプレート:Sfrac に強欲算法を適用すると、

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

となるが、ずっと簡潔な単位分数展開

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

を持つ。強欲算法は単純で分かりやすく、任意の分数が異なる単位分数の和で表せることの易しい証明も与えるが、このように複雑な展開になる場合もあるため、フィボナッチ自身は、最初の分解の後は他の方法を適用することを勧めている。

単位分数 テンプレート:Sfrac に強欲算法を適用すると、恒等式

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

を得る。これより、単位分数は2つの単位分数の和に表せるので、任意の分数は無数に多くの単位分数展開を持つ。

現代

現代の数論の研究者は、エジプト式分数に関する多くの問題について研究している。例えば、単位分数展開の項数や分母の大きさを評価すること、ある性質を持った単位分数に限った展開を与えること、単位分数展開のアルゴリズムを与えること、などである。テンプレート:仮リンクの本『数論未解決問題の事典』第3版 D11 に、これまでの研究成果と未解決問題の概略がある。

研究成果

任意に与えられた分数 テンプレート:Sfrac は、単位分数展開として、その最大分母が高々

O(ylog2yloglogy)

であるものを持つ[10]。また、項数が高々

O(logy)

であるものを持つ[11]。ここに、Oランダウの記号である。

グラハムは、2以上の任意の自然数 n に対し、分母を n 乗数に限った場合にエジプト式分数として表せるような有理数を特徴付けた[12]。例えば、有理数 q がいくつかの平方数(1 を含める)の逆数の和として表せるための必要十分条件は、q が2つの半開区間和集合

[0,π261)[1,π26)

に含まれることである。ここに現れる π26 は、リーマンゼータ関数 ζ の特殊値 ζ(2) である。

エルデシュとグラハムは、2 以上の整数の集合を有限個の集合に分割した場合、それがどのような分割であっても、そのうちの一つの集合の有限部分集合 S を取って

nS1n=1

とできると予想した。予想の内容は、よく次のように言い換えられる。「単位分数を有限個の色でどのように色分けしても、そのうちの単色のみを用いて 1 の単位分数展開が得られる。」この予想は2003年に証明された[13]

未解決問題

テンプレート:See also エジプト式分数に関するオープンプロブレムを以下に挙げる。

複雑性クラス

任意の分数に対し、項数や最大分母が最小の単位分数展開を総当たり法で見つけることはできるが、この問題が計算複雑性理論においてどの複雑性クラスに属するのか、例えば多項式時間で見つけられるかは知られていない。

エルデシュ=シュトラウス予想

テンプレート:Main エルデシュ=シュトラウス予想は、すべての整数 テンプレート:Math に対し

4n=1x+1y+1z

は正の整数解を持つ、という予想である[14]。エルデシュ=シュトラウス予想が成り立つことは テンプレート:Math まで確かめられている[15]。また、テンプレート:Mvarテンプレート:Math を法として テンプレート:Math, テンプレート:Math, テンプレート:Math, テンプレート:Math, テンプレート:Math, テンプレート:Math合同な場合を除き、予想が成り立つことが示されている[16]

シェルピンスキー予想

ヴァツワフ・シェルピニスキは、2以上の任意の整数 n に対し、

テンプレート:Sfrac = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

は正の整数解を持つと予想した[14]。さらに「任意の整数 k に対し、n が十分大きければ、真分数 テンプレート:Sfrac は3つ以下の単位分数の和で表せる」とも予想した[1]

分母が奇数である単位分数に限れば、その和も分母が奇数になる。逆に、分母が奇数である分数は、分母が奇数である単位分数展開が可能であることが知られている[1]。しかし、分母を奇数に限った場合に、強欲算法が有限回で終了するかどうかは知られていない。

数学パズル

単位分数展開は、しばしば数学パズルの題材にもなる。特に人気があるのは、1 の単位分数展開である。1 に対して強欲算法を用いると、有名な表示

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

を得る。

用いることができる単位分数に制限をかけると、より深みのある類似の問題が多く考えられる。例えば、分母を奇数に限ると、強欲算法によって 1 は13個の単位分数の和に表され、最後の項の分母は

209525411280522638000804396401925664136495425904830384693383280180439963265695525939102230139815

となる[17]。項数が最小なのは9項のものであり、そのようなものは全部で5通りあることが知られている[1][18]。その中でも、最大分母が最小であるものは

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

である。項数を度外視した場合、最大分母が最小であるものは、11項の和

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac

である[1]

1の分割表
分母の和 テンプレート:Mvar 分割数 テンプレート:Mvar(テンプレート:Mvar) 1の分割
0 0
1 0
2 0
3 1
4 1
5 2
6 3
7 4
8 5
9 7
10 9
11 11 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
12 14
13 17
14 21
15 26
16 31
17 37
18 45
19 53
20 63
21 75
22 88
23 103
24 121 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
25 141
26 164
27 191
28 221
29 255
30 295 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
31 339 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
32 389 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
33 447
34 511
35 584
36 667
37 759 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
38 863 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
39 981
40 1112
41 1259
42 1425
43 1609 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
44 1815
45 2047 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

46 2303
47 2589
48 2909
49 3263
50 3657 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

51 4096
52 4581 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
53 5119 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
54 5717 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
55 6377 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
56 7107
57 7916 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

58 8807
59 9791 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
60 10879 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
61 12075 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
62 13393 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

63 14847
64 16443 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

65 18199 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
66 20131 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

67 22249 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

68 24575
69 27129 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

70 29926
71 32991 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

72 36351
73 40025 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
74 44045 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

75 48445 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
76 53249 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

77 58498
78 64233 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

79 70487 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

80 77311 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
81 84755 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

82 92863 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

83 101697 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

84 111321 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

85 121791 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

86 133183 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

87 145577 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

88 159045 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

89 173681 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

90 189585 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

91 206847 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.
92 225584 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

93 245919 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

94 267967 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

95 291873 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

96 317787 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

97 345855 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

98 376255 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

99 409173 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

100 444792 1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

1 の単位分数展開で分母の和が 50 および 100 となるものは、それぞれ

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

および

1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac,
1 = テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac + テンプレート:Sfrac.

であるテンプレート:Refnest

なお、正整数の逆数の和である調和級数は無限大に発散するから、(真分数に限らず)任意の正の有理数は単位分数の和で表すことができる。ただし、調和級数の発散は非常にゆっくりであるため、比較的小さな有理数であっても多くの単位分数が必要になる。例えば 10 を単位分数の和で表すには、2万個を超える項が必要である[1]

計算法の例

an=1x+1y+1z

に対して,次の計算法が報告されている[19]

x=na+b,
y=2cnxd,
z=2cnx2c(axn)d,
b=1,2,3,.c=1,2,3,.d=1,2,3,,c(axn).

上記の記号で, は,床関数である。 y の右辺 テンプレート:Sfrac および, z の右辺 テンプレート:Sfrac が整除されれば解を得る。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

注釈

テンプレート:Reflist

出典

テンプレート:Reflist

参考文献

関連文献

テンプレート:Refbegin

テンプレート:Refend

関連項目

テンプレート:Div col

テンプレート:Div col end

外部リンク

テンプレート:数学 テンプレート:Good article

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 テンプレート:Harvnb
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Harvnb
  3. テンプレート:Harvnb
  4. テンプレート:Harvnb
  5. テンプレート:Harvnb
  6. テンプレート:Harvnb
  7. テンプレート:Harvnb
  8. テンプレート:Harvnb
  9. テンプレート:Harvnb
  10. Tenenbaum, G.; Yokota, H. (1990), "Length and denominators of Egyptian fractions", Journal of Number Theory 35: 150--156, テンプレート:Doi, テンプレート:MR.
  11. Vose, M. (1985), "Egyptian fractions", Bulletin of the London Mathematical Society 17: 21, テンプレート:Doi, テンプレート:MR.
  12. Graham, R. L. (1964), "On finite sums of reciprocals of distinct nth powers", Pacific Journal of Mathematics 14 (1): 85--92, テンプレート:MR.
  13. Croot, Ernest S., III (2003). "On a coloring conjecture about unit fractions". Annals of Mathematics 157 (2): 545--556. テンプレート:Doi. テンプレート:Arxiv.
  14. 14.0 14.1 テンプレート:Cite web
  15. Allan Swett, The Erdos-Straus Conjecture
  16. テンプレート:Harvnb
  17. テンプレート:OEIS
  18. 数学セミナー』1971年12月号
  19. 長島 隆廣 『数学セミナー』第22巻,第11号,通巻264号,1983年11月発行,日本評論社,pp.92-93。