シグモイド

提供: testwiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
シグモイド関数
テンプレート:Lang型の関数の比較

シグモイドテンプレート:Lang-en-short)とは、ギリシア文字シグマ (テンプレート:Lang) の語末形(テンプレート:Lang)に似た形のこと。S字形ともいう。

特に各種グラフに現れるシグモイド曲線 (テンプレート:Lang-en-short) を指す。このようなグラフは個体群増加や、ある閾値以上で起きる反応(例えば急性毒性試験での死亡率)などに見られる。

共通する特徴

(,)(a,b)単調増加連続関数で表される。

y=ay=b漸近線に持ち、

limxy=a
limxy=b
limx±y˙=0

である。

1つの変曲点を持つ。つまり、変曲点を (xs,ys) とすると、

  • x<xs では下に凸
  • x=xs(変曲点) では傾き最大
  • x>xs では上に凸

となる。

式の例

実際の例

生化学ではアロステリックタンパク質(または酵素)の飽和(反応)曲線にシグモイド曲線がよく見られるが、これは正の協同性があることを示す。一般にヒルの式という経験式で表されるが、これも変数を対数に変換すればロジスティック関数の形になる。