硫酸銅(I)

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テンプレート:Infobox 無機化合物 硫酸銅(I)(りゅうさんどう いち、英名 copper(I) sulfate または cuprous sulfate、化学式Cu2SO4)は、(I)イオンと硫酸イオンのイオン化合物である。

酸化銅(I)硫酸ジメチルとの反応などで得られ、水分や熱により、容易に単体硫酸銅(II)とに不均化する[1]

CuA2SOA4Cu +CuSOA4

合成

複数の合成法がある。テンプレート:要出典

酸化銅(I)硫酸ジメチルを160℃の条件下で反応させる。この時、ジメチルエーテルジエチルエーテルが副生する。
水酸化ナトリウムによる塩基性条件下で、還元剤である亜硫酸水素ナトリウムを用いて硫酸銅(II)を還元する。
実験室ではこの方法が用いられる。
2CuSOA4 +NaHSOA3 +NaOHCuA2SOA4 +HA2SOA4 +NaA2SOA4
金属銅と濃硫酸を180〜220℃で反応させても得られる。
2Cu +2HA2SOA4CuA2SOA4 +SOA2 +2HA2O

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

  • 理化学辞典(第5版)

テンプレート:銅の化合物 テンプレート:Chem-stub

  1. Berthold, H. J.; Born, J. Z. Anorg. Allg. Chem. 1987, 550, 7-15. DOI: 10.1002/zaac.19875500702