頂点 (曲線)

提供: testwiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
楕円(赤)とその縮閉線(青): 楕円の頂点(黒点)はすべて縮閉線の尖点にもなっている。楕円の縮閉線は星芒形である。

平面幾何学において、曲線頂点(ちょうてん、テンプレート:Lang-en-short)とは、曲率関数の臨界点が定める曲線上の点である。

単純閉曲線のうちオーバルなどは少なくとも四つの頂点をもつ(テンプレート:仮リンク)。

定義

より詳しく書けば、滑らか平面曲線正則媒介変数表示 テンプレート:Math が与えられ、曲率を

κ(t)=x˙y¨y˙x¨(x˙2+y˙2)3/2

としたとき

κ˙(a)=0

ならば、平面曲線上の点 テンプレート:Math頂点という。

放物線の頂点は一つである。

たとえば、放物線 テンプレート:Math の曲率は

κ(t)=2(1+4t2)3/2

であるから

κ˙(t)=24t(1+4t2)5/2

より臨界点は テンプレート:Math のみであり、放物線の頂点は点 テンプレート:Math のみである。

参考文献